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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

【ろうきん森の学校】「足踏みろくろで木の器づくり(11/14)」のご案内

2020年度後期1回目の器挽き講座のご案内です。
足踏みろくろで生木を削って器をつくります。
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電気は使いません。
人力のあしぶみろくろを一日中踏み続けます。
体力勝負の作業ですが、刃物を当てる角度がピタリと合うとシュル―っと細長い削りくずが出て、気持ちよく削れます。
少人数制の講座のため、参加を希望される方はお早めにお申し込みください。

ろうきん森の学校
森工塾(もっこうじゅく)

足踏みろくろで木の器づくり
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■日程:令和2年11月14日(土)9:00~17:00

■場所:みの木工工房FUKUBE(岐阜県美濃市長瀬545番地)
公共交通機関がありませんのでお車でお越しください。

■定員:5名(先着順)

■参加費:6,000円

■講師:大村裕茂(NPO法人グリーンウッドワーク協会)

■申 込
>>「木の器づくり」申し込みフォーム
上記フォームがご利用いただけない方は、
『お名前・年齢・性別・住所・電話番号・利き手』を記入の上、
下記メールまでお申込みください。
gww.rokinnomori@gmail.com


=注意事項=
※キャンセル料
開催日直前のキャンセルはキャンセル料が発生します。
・一週間前から3日前まで…参加費の50%
・2日前から当日…参加費の100%

▶開催日の一週間前に詳細の案内をメールにてお送りします。持ち物や駐車場の場所等はそちらでご確認ください。
▶開始時刻の10分前までに開催場所にお集まりください。
▶動きやすい服装でご参加ください。(サンダル、スカート等はご遠慮ください)
▶傷害保険に加入しております(保険料は参加費に含まれています。)が怪我等には十分ご注意ください。
  1. 2020/09/17(木) 11:43:01|
  2. 講座のご案内
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竹細工 ~自転車の前籠~

森林文化アカデミー時の恩師から、小学生の娘さんの自転車の前籠を作ってくれろとの仰せがありました。
ひたすら丈夫なものにするか、娘さんらしくちょいとおしゃれな感じにしてみるか迷ったけれど、当竹細工教室でもちょっとしたブームになった”八つ目編み”で作ってみました。
ひごの本数が多く、そこそこ丈夫な感じです。

籠単体ではこれだけのもんでして、編み目が八角形になってるんで”八つ目編み”。
一般的には真竹で作ることが多いと思いますが、今回は鵜籠を作った時に余った淡竹で作りました。
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早速取り付けて下さったんですが、可愛らしい自転車に似合ってとても素敵にみえます。
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自分たちが作っている籠たちは単独で使われることが多く、こうやって何かと組み合わせて使う場合、その姿を見る機会は無いんですね。
自分が思っているよりはカッコいいじゃん、って改めて思います。

自転車にはこんな感じで取り付けてあります。
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竹は木よりも柔軟ではあるけれど、ぶつかったり倒れたりすればやっぱりどこかが壊れていくでしょう。
どこがどうなるのかそれも楽しみですけど、とにかく無事に役目を果たしてくれることを願ってます。

                     (キト)
  1. 2020/09/15(火) 10:13:48|
  2. 竹細工の技術継承
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山県市 みやまの森で木からスツールをつくる(9月5日・6日)

岐阜県山県市で夏休みに実施した子ども対象の「みやまの森で木と親しむ2日間」に引き続き、
9月は大人対象の椅子づくり。

>>>8月3日色えんぴつづくり
>>>8月4日スプーンづくり

この体験事業は、森林の役割や自然との共生について、
親が学び子に伝える機会として開催されました。
参加者は山県市内から集まった10名。
「えっ、こんな椅子が作れるの?」
「えー!丸太から作るの!!」
という驚きの声が。
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実際、グリーンウッドワークをはじめて知ったという方も多くいらっしゃいました。
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「ブタからハンバーグをつくる感じ?」
ってつぶやきが秀逸でした。

脚には割裂性の良いクリの木を使用。
クサビとマンリキで割っていきます。
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10人で40本の脚の部材を木取りました。
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さあ、削り馬にまたがって、銑で削っていきます。
断面が正方形になるように一面ずつ平行直角を確認しながらの作業です。
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ノコギリで指定の寸法に切り落とします。
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この椅子のデザインのポイントは、四方転びで先細りの脚。
まずは先細りの墨付け。
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正方形の断面のまま、先端に向けて細く削っていきます。
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「本当に出来上がるんだろうか?でもこの椅子を必ず持って帰る」
と不安を打ち消すように決意を固める方も。

四角柱の先細りの脚の角を削って八角柱の先細りに。
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「一日削り続けて腕がプルプル」

八角柱の脚の角を更に南京鉋で削ってまあるくしていきます。
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「南京がんなってピーラーみたい」
正確な丸い脚をつくるためには、最初から丸く削るのではなく、
四角→八角→丸と段階を踏むことが重要です。

南京がんなで削った削り屑は天日で干して乾燥。
座面のクッション材に使います。
この時期なら数時間で乾燥してくれます。
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一日目はここで終了。
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良く削った!削った!!
「脚を丸くしなきゃ」って夢で出てきた(笑)

二日目
脚が丸くなったらいよいよ組み立てです。
穴の位置を墨付けしたら、ドリルの中心がずれないようにキリで仮穴をあけます。
案外キリなんて使ったことがない方も多いようです。
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「穴あけは心を真っ直ぐに」
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今回二日間の椅子づくりということで、
椅子の脚をつなぐ貫の部材は、乾燥材の丸棒を使いました。
ペアで協力しながら組み立てです。
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フレームの組み立てが終わったら、脚の角(つの)切り。
組立て時の衝撃で脚が割れないように予め長めに木取っておいた脚の上部を切断します。
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ここで衝撃のカミングアウト!
「実はのこぎりを使うの初めて」
なんて方もいらっしゃいました。

仕上げに脚の上下の面取り。
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休憩時間にはやっぱりこれ
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ぱりんこの塩味が疲れた体にしみわたります。

座編みはカラフルなアクリルテープを使いました。
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二日間の椅子づくり完成です。
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「これが丸太だったなんて信じられない」
「木の性質が解って良かった。趣味に生かせる」
「電気の道具を使わない手づくり感がいい。楽しい2日間だった」
「原木から椅子が出来上がった。感無量」
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この椅子をどこで使いますか?
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「洗面化粧台の鏡の前の椅子」
「キッチンでちょっと待ちながら」
「玄関の共有の椅子」
「外でアウトドアで」
「孫の椅子と思って参加したが考え中。自分で使ってからあげようかな?」
「今は夫婦二人なので、家族が帰ってきたときに」

よく考えてみると、自治体が主催する本格的な椅子づくり講座は初めてかもしれません。
今までグリーンウッドワークに興味を持っていなかった一般の方たちに、
二日間で満足していただける椅子づくり講座を提供できたことは、
今後のいいモデルケースになるように思います。
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今年はこれと同じタイプの椅子づくりをもう一度、
10月24日(土)25日(日)の二日間、
NPO法人足柄丹沢の郷ネットワーク主催のもと、
神奈川県の山北町で開催する予定です。
関東方面の方、是非ご参加ください。
>>>グリーンウッドワーク暮らしのものづくり講座のご案内

おの
  1. 2020/09/14(月) 18:26:42|
  2. ┗ 椅子づくり
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竹細工 ~本物の半分の大きさの鵜籠(よつざし)~

蓋と脚付きの鵜籠(よつざし)の注文がありまして、作りました。

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但し、本物の鵜籠の半分の大きさで、左が本物、右が今回作ったもの。
直径、高さが半分なんでして、容量は1/8くらいですな。
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蓋。
杉で作りました。仄かな桃色で、やさしい香りがします。紐は棕梠で。
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ちゃんと開けられるんですよ。真ん中のへだては、ありません。
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脚も籠と同じ淡竹で作りました。
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この半鵜籠の主、ぬいぐるみの「叶鵜」君です。 「叶鵜」は「かなう」と読みます。
展示用の鵜籠でした。
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「叶鵜」君一家。
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籠の寸法が半分だからヒゴの寸法も半分くらいにして、編むことはできたけれど、結構てこずりましたね。
段ボールでモックアップを作ってぬいぐるみとの大きさを確認し、試作した上で製作するって、おもしろかったです。
無事に役立ってくれますように。

                          (キト)
  1. 2020/09/07(月) 13:25:55|
  2. 竹細工の技術継承
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長野県朝日村へ行ってきました・前半(8月29日・30日)

長野県朝日村は松本市の南西に位置する自然豊かな村です。
森林率が約87%を占め、その半分以上が人工林のカラマツ林です。

今回私たちを講師に招いていただいたのは、
朝日村家具連絡協議会のみなさま。
協議会としての初めてのイベントとして、
この「ゴッホの椅子づくり」を選んでいただきました。

使う材料は山に普通に生えているコナラとミズキ
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コナラは少し硬めですが割裂性は良好です。
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緑の豊かな公園で木陰を移動しながら作業です。
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参加者は、
木工家、クラフト体験施設の管理者、家具製作会社の職員、
技術専門校木工科の学生、クルミ農家、原木シイタケ生産者、農家、
舞台の大道具さん、森林保全活動をされている方などなど。

朝日村の小林村長にも参加していただきました。
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皆さんの思いは
・村の観光につなげたい
・地域の人が集まる場づくり
・森林整備で出た材を利用して、子どもたちに身近に使えるものをつくってもらいたい
・村に元気が出る催し
・木材利用、森林の空間利用につなげたい

この椅子づくりは今回のイベントで終わりではなく、
ここからが始まりです。
事業継続のために、道具も購入していただきました。
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2日間の宿泊はゲストハウス「かぜのわ」さん
美味しいお料理と居心地の良い空間。
将来は宿泊体験とのコラボもできるといいですね。
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2日間の前半を終えて、
皆さんの感想は
・自分の座る椅子なので楽しんで削った。
・普段は機械を使うため、自分の手から削り出す作業は結構体力がいったが、楽しい研修だった。
・ただひたすらいいものができるかなと考えながら削った。
・昔の人はすごかったと思う。ちょっと木工をなめていた。
・生木の木工って難しい、けど楽しかったなぁ。今後も時間を見つけて挑戦してみたい。
・こんなに夢中になって一つの仕事に入れ込んだのは久しぶり。割った面がだんだん仕上がっていくのが楽しかった。
・こんな世界があるってのを知れて良かった。
・小学校以来の木工。薪のような材がこんなになるんだってびっくり。
・思い入れのある作品になりそう。出来上がりが楽しみ。
・こんなにも無心に削るのって一生無いと思う。
・この取組みを何かの形につなげたい。

この二日間で脚をつなぐ、貫・背板・座枠の完成を目指しましたが、
少々苦戦される方もいらっしゃいました。
間に合わなかった方は、一ヶ月後の9月までの宿題となりました。
また一か月後にお会いしましょう!
(つづく) おの
  1. 2020/09/04(金) 16:07:42|
  2. ┗ 椅子づくり
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