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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

グリーンウッドワークのスプーンに漆塗り

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12月27日,岐阜市アクティブGにて,登根円さんを講師に漆講座が行われました。
円さんは,グリーンウッドワーク協会顧問の久津輪先生の奥様でもあります。
この道20年で,今は漆に触ってもかぶれないようです。そんな講師の先生も,
学生時代はやはりかぶれたようです。
だから,参加者は皆びくびく?完全防備を決め込みかぶれを覚悟で講座に参加をしました。
はじめに,漆についての講義がありました。
特にお話の中で印象的であったのは,
①日本では10年育った漆の木から200ccを採取したらその木は使用できなくなること。だから価値が高いこと。
②沖縄でも漆文化があり,中国や東南アジアにもその文化はあること。伝搬ルートが海上つたいなのかな?
③阿修羅像への漆のほどこしなど漆についてのお話は,とても興味深くものでした。
そして,いよいよ実習!
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まずは,との粉と木地に塗ります。今回は赤の弁柄を使いました。との粉はガラスの上で練りそれに顔料を混ぜます。粒子が細かいので,服につくことがないか注意が必要です。そして,手で擦り込みます。木地の色合いがやや変化をしました。そして,サンドペーパーで必要以上のとの粉を落とします。ウエスなどで磨かないのは,漆を塗るのに表面がある程度凹凸があった方がよいということです。表面積が多いと乾きやすいからです。
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そして,いよいよ漆に突入!ビニール手袋をして備えます。
刷毛を切り,塗りやすく整えます。チューブから出した漆を灯油と1:1で混ぜます。
綺麗なココア色になります。
そして,木地に塗ります。思った以上になめらかに塗れました。
そして,現時点での参加者にかぶれはありません。過敏な方は,作業場に入った段階でもかゆくなるようです。ただし,発症までに1週間,中には1ヶ月という方もいるようで,油断は禁物ですが,油断のしようがありません。
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もう作業に黙々と取り組む参加者たち。ビニール手袋をして始めは,おそるおそるしていましたが,作業が進むと手袋の上からとはいえ,手についても気にしなくなりました。
今回の参加者は,スプーンに,おちょこ,椀といろいろなものに塗りました。
そして,室に入れて乾燥を待ちます。仕上がりが楽しみです。
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この作業を4回繰り返すと艶やかな光沢がでるので,漆のチューブをいただきました。かぶれがでていない段階なのでなんとも言えませんが,このチューブの存在が漆塗りを身近にするものだと感じました。
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講座の最後には,楽しくティータイム!
みなさんのにこやかな顔に講座の充実度が伺えます。
予定が1時間延びた講座でしたが,参加者全員が満足する講座でした。
さて,出来上がりは?ご期待を!!

(参加者の堀さんに報告していただきました)
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  1. 2010/01/01(金) 13:37:56|
  2. ┗ スプーンづくり
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