1月17日(日)椅子づくりの講師として、兵庫県神戸市へ行ってきました。
主催は「きのき~木と人ともっとつながる暮らしへ~」を主宰する橘さん。
昨年、近江舞子「ほとり・ポトリ」の椅子づくりに参加されたことがご縁で、呼んでいただきました。
今回の講座では3日間で丸棒を組み合わせて座を編んだスツールをつくります。

使う材料は近くの森から前日伐り出したばりのコナラ。
楔を打ち込むのが大変でしたが、ひとたび刃が入ればきれいに割れてくれます。

大きな丸太があっという間に細かく割られました。

お昼ご飯は、土鍋で温めたおでん。
心も体も温かになりました。

橘さんがこの日のために制作した6台の削り馬にまたがって成形です。
瑞々しいコナラからほとばしる水分や、匂いを感じながら削っていただきます。
ほとんどの参加者がグリーンウッドワーク初体験でしたが、
「無心で削るこの時間がたのしい!」という言葉がいただけて嬉しい限りです。

3時までに約50本の貫が四角くなりました。

最後の追い込み。
生木の内にホゾ取りまで終わらせる必要があります。

少し時間はおしましたが、無事終了。
このあと、貫を1か月間乾燥させて、次回の組み立てを待ちます。

(つづく)
- 2016/01/18(月) 17:30:20|
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