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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

森のスプーンづくり2015秋

10月4日(日)郡上市白鳥六ノ里の広葉樹の森で
木のスプーンづくりを行いました。
参加者は、愛知県蒲郡市で工房塩津村を主宰する
井崎正治さんの下で修行中の若者4名です。
普段は乾燥した木を扱っている方々ですが、
はじめて生木の加工に挑戦していただきます。

この森では「ものづくりで森づくりネットワーク」と共同で
森の整備を目的とした道づくりを行っています。
この日に使う木は道づくりの支障木としてつい先日伐採されたばかりの生木です。
(この道づくりは岐阜県の森林環境税を財源とした
地域活動支援事業の補助を受けて実施しています)
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電気のつながっていない山奥
頼りになるのは人力だけです。
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樹種はヤマモミジ、ホオノキ、ヒトツバカエデ、ミズメ、アオダモの木を使います。
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クサビで割ってみると、きれいにスパッと割れるホオノキ(右)に対して、
繊維が交錯しているヤマモミジ(左)はなかなか手強いようです。
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森の中に削り馬を並べて削りはじめます。
やっぱりグリーンウッドワークにはこの風景が一番似合います!
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遠くにシカの鳴き声を聞きながら、シュルシュルとろくろ削り。
クサビで割るのは大変だったヤマモミジも、ろくろ加工の際は非常に削りやすい木でした。
木の性質は奥深いですね。
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流石、普段から木工に携わっている方々は、刃物づかいもすぐにマスターしてしまいます。
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ろくろで成形した木片をマンリキで半分に割ってスプーンの形に更に成形していきます。
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そして出来上がったスプーンたち。
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つくったばかりのスプーンを使って、
恒例、リトルパイン特製ババロアの試食です。
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「加工は苦労したけど、とても食べやすいスプーンができてよかった」
という感想をいただきました。
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その他に
「木を割ることで、木の性質が良く解る」
「回転加工の方法が面白かった」
「木を伐る人とつくる人の連携が重要」
「森の中で木がどういう風に生えているのか気にせずに使っていた。」
「今までと違った形で木を見ることができる。」
などなど
前日の森の研修も含めて二日間で多くのことを学んでいただいたようです。
これからも同様の研修会を続けて行ければと思います。
(小野)

  1. 2015/10/10(土) 16:37:00|
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