GWWlogo

人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

宮川森林組合の広葉樹の植樹

9月25日(金)三重県大台町の宮川森林組合を訪ねました。
広葉樹の植樹に関する先進的な事例を学ぶことが目的です。

この地域ではシカによる食害が多く発生しています。
人工林の伐採地に広葉樹の苗を植えても跡形もなくシカに食べつくされてしまいます。
その対策としてパッチディフェンスという小区画のフェンスで植栽地を囲っています。
これは、シカに檻として認識させる効果があるそうです。
IMG_4568.jpg

植える木は適地適木
その立地環境にふさわしい樹木を選定して植えます。
そして、遷移の最終形から逆算して先駆種と遷移中期・後期の樹種を配置します。
木は一本の力で大きくなるのではなく、隣り合う樹木との関係性を保ちながら大きくなっていくのだそうです。
早く生長して寿命の短い先駆種が直射日光や強風を遮り、ゆっくり成長する遷移中期・後期種が生育するための環境をつくります。
また、3本一組で植樹する「巣植え」を行うことにより、早く伸びようとする性質を発揮させたりもしています。

この植栽地は平成19年に植えられたもので、8年生の林です。
IMG_4513_201510070017502d6.jpg

植栽に使われる苗は地域の方々が種(たね)から育てています。
もちろん種は地域で採れたものを使用、地域性苗木の生産システムが構築されています。
IMG_4584.jpg

今年から始めた白鳥六ノ里での広葉樹の植樹において、利用可能な目から鱗の技術をたくさん学ぶことができました。
また、古城山のろうきんの森でもこの技術を試してみたいと思います。
そして早速、地域性苗木をつくるために古城山に栗拾いに行ってきました。
IMG_5114.jpg
将来の森づくりを夢見て構想は広がります。
(小野)
  1. 2015/10/07(水) 00:22:19|
  2. その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ぎふ木育大交流会が開催されました | ホーム | 山添村に行ってきました>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://greenwoodwork.blog112.fc2.com/tb.php/714-5b54be7f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)