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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

刀匠に学ぶカービングナイフづくり

8月29日(土)、30日(日)の二日間、
グリーンウッドワーク協会会員向けの研修会として
刀匠に学ぶカービングナイフづくりを開催しました。
自分で使う道具を自らの手でつくってみることが今回のテーマでした。
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我々の活動する和紙の里「美濃市」のお隣には、刃物のまち「関市」があります。
この関市で日本刀の鍛冶師の下で修業を積んだ刀鍛冶浅野太郎さんを講師としてお呼びしました。
>>>淺野鍛冶屋のHP
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浅野さんとは、昨年度の「第11回川と山のぎふ自然体験活動のつどい」の際にはじめてコラボし、
今回その出会いが実を結んだ形です。

場所はろうきん森の学校フィールドの古城山環境保全モデル林。
森の中にトンテンカンと小気味良い音が響きます。
参加者の皆さんはみな集中しながら作業に取り組んでいました。
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火造りで刃の大まかな形を打ち伸ばした後、
金やすりで形を整えます。
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そして、粗い砥石を使って刃をつけます。
森の中での研ぎ作業もなかなか気持ちの良いものです。
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そしていよいよ焼き入れです。
慎重に一人ずつ作業を行い、みんなで見守ります。
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焼き入れの後は、ただちに焼き戻して一日目の作業終了。
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翌日は仕上げの研ぎと、柄をすげる作業です。
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生木では乾燥すると口金が緩んでしまう恐れがあるので、
乾燥材を使います。
教えるのはグリーンウッドワーク協会の澤村さん。
講師デビューです!
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刃の幅に合わせて、真鍮の口金を叩いてつくります。
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柄の形は自分が握りやすいように銑で削り出し、
刃をすげる部分は口金の内径に合わせてブッシュナイフなどで整えます。
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そして最後に、刃の柄に納まる部分を熱して、
親の敵とばかりに、一気に押し込みます。
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長老のお二人の完成の笑顔、
この満面の笑みが充実した二日間を物語っているのではないでしょうか。
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十人十色、個性的なカービングナイフが出来上がりました。
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今回は会員向けの研修会として開催しましたが、
内容も非常に濃く、参加者の皆さんからの評価も非常に高かったため、
今後も何らかの形で継続していけたらと考えています。
講師の浅野さんをはじめ、参加してくださった皆さん本当にありがとうございました。
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(小野)



  1. 2015/09/06(日) 17:19:34|
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