今年度も木曽川鵜飼の鵜匠さんに竹籠づくりを指導しました。
先年度は鵜籠(ふたつざし)でしたが、今年度は吐け籠です。
鵜が採ってきた鮎をゲロッと吐かせる、あれです。
今回も当然ヒゴ作りから始めましたがそこは飛ばして、底編みです。
筏底、という編み方です。

胴体部分の立ち上げ。
ここの編み方の良し悪しで全体の形が決まるという難しいところ。
鵜籠でも同じです。

立ち上げを無事クリアして胴の編みを進めています。
ござ目編みと呼び習わしている編み方です。

巻縁の後、籐皮で締めているところ。

当縁と脚を付けて完成。
良い形に出来た方、細くなってしまった方、それぞれですが、6日間で何とか形になりました。
普段から何でも自分たちで作ってしまう鵜匠さんだからこそですね。

鵜飼の本番に使われているところが観たいですね。
(キト)
- 2015/02/28(土) 16:20:31|
- 竹細工の技術継承
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