GWWlogo

人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

足踏みろくろ協会の第21回総会

イギリスでは1980年代に人力のものづくりが再評価されるようになってきました。
そんな中、1989年にマイク・アボットさんが「Green Woodwork」という本を出版し、
産業革命の前までは普通に行われていたであろうグリーンウッドワークという手法に
新たな価値を見出し、広めました。
51GY1CSHTZL__SS500_.jpg

アメリカでも同じころ、同じようなムーブメントがありました。
ドリュー・ランズナーさんがノースカロライナ州でカントリーワークショップという
グリーンウッドワークの工房を開設したのが1978年のことでした。

そして、イギリスで「ポールレイズターナーとグリーンウッドワーカーの協会」
(以降、足踏みろくろ協会と略します)が1990年に設立されました。
現在は全世界に770名を越す会員が所属するそうです。

イベントの中日2日目の夜に足踏みろくろ協会の会員が集まって、総会が開催されました。
今後の運営方針などが話し合われ、活発な意見が交わされていました。
5721889622_3cc7cb5234.jpg

総会後のパーティーの際、マイク・アボットさんのスピーチの中で衝撃的な言葉が発せられました。
「足踏みろくろの時代は終わった!」
マキタの電動ドリルを愛するアボットさんらしい言葉です。
確かに、ドリューさんも足踏みろくろを使いません。

足踏みろくろは習熟には時間がかかります。
ワークショップで広く一般の方にグリーンウッドワークを体験してもらうには、
足踏みろくろはハードルが高いのかもしれません。
兎にも角にも、長い間足踏みろくろを使ってきた人だからこそ言える
重みのある言葉だと実感しました。
5721895024_6242b5e1dc.jpg

ところで、パーティーの最後に我がグリーンウッドワーク協会顧問の久津輪さんが
スピーチの台に立ちました。
その中で、現在日本の伝統的なグリーンウッドワークである竹細工の伝承に取り組んで
いることや、近い将来このイベントに日本のグリーンウッドワークを紹介するブースを
出展したいという内容を話したところ、会場から拍手喝さいを受けました。
5721334743_52b9ba32f6_z.jpg

イギリスから遅れる事16年、2006年に発足したグリーンウッドワーク協会があと16年後、
どんな団体に育っているか、それもこれも今ブログを読んでくださっているグリーンウッド
ワーカーの皆さんの行動次第なのかもしれません。
(小野)
  1. 2012/01/07(土) 01:27:54|
  2. イギリスのグリーンウッドワーク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<足踏みろくろ早挽き競争 | ホーム | Going With the Grain>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://greenwoodwork.blog112.fc2.com/tb.php/290-8c8e7407
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)