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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

椅子づくり講座(5)~側の組み立て

11月5日(土)椅子づくり講座の最終週です。
残り2日で椅子を完成させます。

まずは、後ろ脚の背板がはまる部分のホゾ穴あけを行います。
背板の厚さは約6mm。
まずは、6mmよりやや小さい径のドリルで下穴を開けます。
CIMG1353.jpg
けがいた寸法からはみ出さないように注意します。
CIMG1363.jpg

あとはひたすらノミで掘り込んでいきます。
この作業でほぼ半日を費やします。
CIMG1371.jpg

ホゾ穴の底ざらいには、新兵器の「ガリガリ君」を使います。
CIMG1358.jpg
木工用のビスの頭を四角く削ってスタッフの加藤慎輔さんがつくってくれました。
身近な材料から便利な道具をつくりだす知恵、流石です!

そして、削り馬にまたがって、まだ八角形の後ろ脚を丸く仕上げます。
CIMG1390.jpg

いよいよ貫のホゾ穴を開けます。
今回位置決め用に新しい治具を開発しました。
まず台に乗せて角度を定規に合わせます。
CIMG1312.jpg

そして蓋をかぶせて、三つの穴にキリを差し込めばホゾ穴のマーキングができます。
CIMG1311.jpg
この治具により、穴の開け間違いが無くなりました。

15.8mmのテノンカッターで削った丸ホゾは、1ヶ月の乾燥を経て
15mm近くまで縮みました。
ここで15mmのホゾ穴を開けると思いきや、なんと14mmのビットを使って
穴を開けます。
もちろん手回しにこだわります。
CIMG1419.jpg

そして、側の組み立てです。
14mmの穴に約15mmのホゾを無理やり押し込むために、ホゾを木殺ししたあと、
ポニークランプを使って締め上げます。
パキンパキンと音を立てながらホゾが嵌っていきました。
CIMG1456.jpg
今年の春にマイク・アボットさんから教わった方法を採用しました。
接着剤はあえて使いません。
脚は断面が大きいため内部はまだ乾燥しきっていません。
そのため、これから時間が経って乾けば乾くほどホゾ穴が縮み、貫を締め付けていき
更に強固な接合が期待できます。

イギリス方式、恒例の行事。
ぶら下がっても大丈夫!
CIMG1470.jpg

明日は、最終日。
全員完成を目指します!

つづく(小野)
  1. 2011/11/12(土) 23:56:11|
  2. 講座の実施報告
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