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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

椅子づくり講座(2)~貫のほぞ取り~

椅子講座2日目。
本日は貫の制作です。

今回の講座の6日間の目標の一つに、「全員時間内に完成」があります。
その達成のために部材点数の削減と、工法の改善を行いました。

まずは貫の削減。
貫とは脚と脚をつなぐ横材です。
今までは12本あった貫を2本削減して10本としました。
それでも10脚分と予備を含めて合計100本以上の貫の木取りとホゾ取りが
本日のノルマです。

昨日後ろ脚を木取ったときに余った材が使用されます。
CIMG0231.jpg
次工程の銑で削る量を減らすためには、マンリキで割る技術の習得が重要です。
「弱きを助け、強きをくじく。」これが基本です。
CIMG0238.jpg

赤いゲージを使って20mmの四角に削っていきます。
う~ん、まだ削り足りないかなぁ。
CIMG0239.jpg CIMG0240.jpg
赤い色は紛失防止のアイデアです。
削り屑の中に埋まっても、すぐに見つけられます。

午前のお茶の時間は、去年に引き続き、大原さんの奥さんお手製の焼き菓子です。
CIMG0242.jpg
このひとときが楽しみです。
CIMG0247.jpg

貫を四角に削った後は、八角形に、そして生木のうちにホゾを取ります。
イギリスのマイク・アボットさんの椅子づくりを参考にしました。
10本の貫には、なんと20箇所のホゾがあるんです。
ここで使うのがテノンカッター。
CIMG0299.jpg
これにより、加工を正確かつ容易にするのはもちろん、大幅な加工時間の短縮を
図ることができます。
CIMG0278.jpg

森林文化アカデミーの学生スタッフたちが、前脚の加工をお手伝いしてくれました。
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ひたすら削り続けた二日間。
皆さんの疲れもピークに達してきます。
ここで、午後のお茶の時間。
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チーズケーキを食べながら、森に囲まれた会場でほっと一息。
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改善の甲斐あって、時間内に皆さん削り終えることができました。
割れ防止のために、木口に接着剤を塗ります。
CIMG0312.jpg

これが、二日間の成果です。
CIMG0315.jpg

次回は2週間後、後ろ脚と背板の曲げ木を行います。(つづく)
(小野)
  1. 2011/10/10(月) 22:44:08|
  2. 講座の実施報告
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