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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

器挽き研修会~講習編~

グリーンウッドワーク協会では、平成20年9月から社団法人国土緑化推進機構から
助成を受けて、全国の森林ボランティア団体や自然学校に出前講座に出かけ、
グリーンウッドワークの普及に努めてきました。
講座の内容は、里山や人工林から間伐及び除伐で出た材を使ってスプーンをつくったり、
指輪をつくったりするものでした。
そんな中、出前講座を受けていただいた団体より、次回は是非とも器づくりをやりたい
という声が多く聞かれたことから、今回器づくりの研修会を開催する運びとなりました。

二日目は、講習編です。
まずはろくろの構造から。
CIMG0371.jpg
このろくろは西洋で使われているものとほとんど同じ形状です。

井丸さん曰く
「元々日本人は、いろいろな国の文化を取り入れながら発展してきた。
日本人が明治時代まで使っていた手挽きろくろも、元はといえば
朝鮮半島から伝わったもの。
西洋のろくろを使っても、形状は日本の器ができる。単なる真似ではなく、
更に発展させていく。そこが日本人のデリカシーが高さだ。」

その後、フック(先端が曲がったろくろ用の刃物)のお話。
井丸さんは木の器を自分でつくります。
器をつくるろくろも自分でつくります。
そして、器を挽くためのフックもご自分でつくられます。

本日は、刃物打ちの実演もありました。
CIMG0404.jpg
使う道具はだれでも簡単に揃えられるもの。
窯は980円の七輪、ふいごは750円のヘアドライヤー、
炭はバーベキュー用のものを使ってみました。
CIMG0410.jpg
こんなお手軽に刃物が打てることは驚きでした。

<2日間通しての参加者の感想です>
CIMG0376.jpg
・実技も楽しかったが、いろいろな人とお話ができて、
 いろいろな情報をいただけて非常に良かった。
・ゼロから道具を生み出すことに感動した。
・グリーンウッドワークの魅力は誰でもできることだと思う。
・帰りにホームセンターで七輪を買って帰ろうと思う。
・軽トラの上にろくろを乗せて、移動グリーンウッドワークもいいんじゃない?
・実際家にもって帰ってすぐに行動に移せるものではないが、
 この技術を知っているということで日常の生活が豊かになると思う。
・家の周りに山がいっぱいあるので、ぜひこの技術を活かしたい。
・木のことを知る上でグリーンウッドワークはいい手法だと実感した。
・間伐や森の手入れと繋げられる木工がしたくて参加した。
 グリーンウッドワークを取り入れたものづくりをしながら、
 自分のやりたい方向に近づけていきたい。
・普段は生きている木を扱っていてものづくりは今はできていない。
 今後山で放置されている木をグリーンウッドワークで活かせていけたらいいと思う。

CIMG0377.jpg CIMG0389.jpg
今回の研修会に大勢の人が集まってくれて、グリーンウッドワークの輪が広がって
いることを嬉しく思いました。

『この講座は緑の募金事業「国民参加による間伐及び間伐材の利用の促進事業」の助成を受けて実施しました』

(小野)
  1. 2011/08/29(月) 23:06:51|
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