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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

各務原へ行ってきました

7月19日(火)岐阜県各務原市で活動する「八木山自然の会」の方々に
木のスプーンづくりを体験していただきました。
八木山自然の会は、各務原市の八木山三山を活動拠点として、
登山道整備や森林整備、地元の小中学校の自然体験サポートなどを行う団体です。
CIMG1523.jpg
予定では山の中にろくろを持ち込んで作業を行う事になっていましたが、
台風6号の影響で、場所を岐阜木材団地内の木材流通団地協同組合の
事務所に移して行いました。

これに先立ち、八木山自然の会の定例活動作業日に今回使う木の伐採を行いました。
樹種はコナラです。
二股に分かれた細い方の木で、カシノナガキクイムシの被害に遭った木でした。
CIMG1570.jpg
八木山自然の会では、このようにナラ枯れやマツクイ虫の被害に遭った木を倒し、
森の整備活動を行っています。
特に最近はナラ枯れの被害が多く、そんな木を伐採するのですが、
倒した木の処理に困っていたそうです。
CIMG1568.jpg
その解決手段の一つとしてグリーンウッドワークを選んでいただきました。

まず直径20cmほどのコナラの木をクサビで割ります。
CIMG1536.jpg
しかし、非常に堅くクサビが跳ね返るほどでした。
そんなナラでも生木は生木。
グリーンウッドワークの道具を使えば、ちゃんとスプーンが出来上がります。
CIMG1541.jpg

柄の部分が割れてしまったスプーンも、偶然の形を活かせば手にフィットする
素敵なデザインに仕上がりました。
CIMG1556.jpg

色とりどりのスプーンが並んでいますが、実は全てコナラです。
CIMG1559.jpg
左から3番目の赤黒い色は、コナラがカシノナガキクイムシから防御するために
出した物質だそうです。
カシナガの被害を受けた木は白太と赤身の境目がこのように赤黒くなっている木が
多く見られます。
このスプーンを乾燥させてオイルを塗った時どんなきれいな色になるか楽しみです。

このようなナラ枯れの木の有効利用が出来るといいという意見もいただきました。
CIMG1557.jpg
大変だったという声も上がりましたが、皆で楽しい時間を過ごせました。

『この講座は緑の募金事業「国民参加による間伐及び間伐材の利用の促進事業」の助成を受けて実施しました』
(小野)
  1. 2011/07/20(水) 00:42:29|
  2. 講座の実施報告
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