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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

広葉樹の製材

先日、グリーンウッドワーク協会の年次総会が岐阜県各務原にある岐阜木材団地内で開催されました。
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昨年度の事業報告と今年度の活動計画などが提案され、無事終了いたしました。

総会後は、平野木材㈱の岩出さんに「なぜ岐阜が広葉樹流通の中心地のひとつになったのか」と題して講演をしていただきました。
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岐阜には古来より飛騨の匠による技術が引き継がれていること、もともと森林資源が豊富で、特に金森長近の時代に高山の街づくりのために山づくりにも力を入れたこと、後に幕府がその森林資源に目をつけ天領にしたこと、そして木曽・長良・揖斐など大きな川による流通が確立されていたなど木材産業が発達する下地があったそうです。
その後、平野木材の創業者平野増吉さんの功績により現在に引き継がれている経緯を詳しくお話していただきました。

講演の後は、団地内にある製材所で広葉樹の製材を見学しました。
挽いた材は4種類
まずは末口直径42cmのホオ
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挽いたばかりのホオは緑色が鮮やかでこんなにきれいな色をしています。
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次に末口直径50cmのクリ
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途中から枝が出た材で、木目が入り組んでいます。
木材としては狂いが出て使いにくいかもしれませんが、面白い模様が楽しめます。

そして普段あまり材として見ることの無いタブノキ。
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この木は日本の海岸に近い暖地に生える常緑樹です。
シイの木と同じく極相(放っておくと最後にたどり着く林)を形成する種でもあります。

こんな木も製材機に乗ってしまうんです。
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このタブノキ、材は建築や家具、樹皮は線香や染色の材料になるそうです。
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そして最後に、会員持込のヤマザクラ。
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この木は先日見学に行ったチップ工場で破砕機にかけられる寸前の材を買い取ってきたのだそうです。
こんな立派な材も、流通ルートの行先がチップ工場だなんて、なんだかやるせない気持ちになります。
8cmに挽いてカウンターテーブルなどに使いたいと言っていました。

挽いた材は会員の皆さんにお持ち帰りいただきました。
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生木のうちに割って椅子や小物をつくりたいという方や、乾燥させて家具をつくりたいという方など様々でした。
どんな製品に生まれ変わるか楽しみです。

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NPO法人グリーンウッドワーク協会では、私たちの活動に賛同される方を対象に会員を募集しています。
入会を希望される方は下記アドレスまでご連絡下さい。

greenwoodworker@gmail.com

(小野)
  1. 2011/06/13(月) 11:27:51|
  2. その他
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  1. 2011/08/23(火) 15:05:48 |
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