6月2日、3日の二日間、静岡市にある
静岡デザイン専門学校へ行ってきました。
プロダクトデザイン科と空間クリエイト科の学生29人に木のスプーンづくりを体験していただきました。
今回の授業のテーマは、木を尾頭付きで味わおうです。
製材された乾燥材はいわゆるお刺身。
生木は葉っぱや皮がついた尾頭付きというわけです。
初日は雨のため、教室内にろくろと馬を設置しての作業です。


学校の先生方も、何が始まったのかと興味津々。
たくさんの先生が立ち寄ってくださいました。
学生さんたちも、慣れない道具に戸惑いながらも真剣な表情で取り組んでくれました。
お昼休みも返上です。

翌日はうって変わって晴天となり、近くの公園にろくろを移動。

木漏れ日の下、ひたすら生木を削って行きます。


今回は人数も多く、4班にわかれての作業となり、完成には至りませんでした。
次週は小刀と彫刻刀を使って形をつくりこんでいく作業を行います。
ここから先はデザイナーの卵たちの本領発揮の場です。
どんなスプーンが出来上がるかとても楽しみです。
(小野)
- 2011/06/07(火) 22:26:26|
- 講座の実施報告
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