GWWlogo

人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

マイクさんの椅子づくり~ホゾ穴あけ~

マイクさんがホゾ穴をあけるための道具を紹介してくれました。
5709184493_da084960bd_convert_20110530235845.jpg

まずはスプーンビット。
5709748900_e752294f98_convert_20110531000130.jpg
100年前まで椅子のホゾ穴あけ用に使われていたそうです。
イギリス椅子作家のフィリップクリセットさんの古い椅子を分解してみたところ、スプーンビットで穴が開けられていたことが判明したそうです。
径の単位はインチでしかつくられていないとのこと。
軸の形は先細りの四角と、丸棒に二枚の羽根付のものがあり通常は手回しドリルで使いますが、マイクさんは工夫して電動ドリルで使います。
5709749458_1e824d2833_convert_20110531000213.jpg
穴の芯がずれやすいのが欠点ですが、仕上がりは非常にきれいです。
5709185961_cd676c9815_convert_20110530235934.jpg

先端が尖っている木工用ビットLip and spur bit(日本ではブラッドポイントと呼びます)
5709186309_ca08821566_convert_20110531000027.jpg
最近は参加者一人が教えてくれた方法で、ビットの径と同じ内径のプラスチックの管を差し込んで、穴の深さ決めをしているそうです。
5709186527_7c7fa95578_convert_20110531000100.jpg

木工用ドリルビットは穴の際が裂けることがあるそうで、鉄工用のドリルビットは螺旋が2本なのでその欠点を解消できるそうです。
5709751258_92222610f2_convert_20110531000243.jpg
しかしこれも、穴の芯がずれやすいのが問題です。

最後に先端にねじのついた木工用ドリルビットと手回しドリル。
5709751804_f918537a43_convert_20110531000359.jpg
これの欠点は、ドリルの先端が貫通して飛び出してしまうことがあるところです。

マイクさんが一番好きな方法は、まずは手回しドリルで少し穴を開けた後に、鉄工用ビットにプラスチックのスリーブを付けて、電動ドリルで穴を開ける方法だそうです。

やっぱりマイクさんはマキタが好き!?

つづく (小野)




  1. 2011/05/31(火) 00:13:44|
  2. イギリスのグリーンウッドワーク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<マイクさんの椅子づくり~完成~ | ホーム | マイクさんの椅子づくり~側の組み立て~>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://greenwoodwork.blog112.fc2.com/tb.php/233-fd30a440
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)