GWWlogo

人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

郡上市明宝に行ってきました

3月26日(土)、27日(日)に岐阜県郡上市明宝二間手(ふたまて)地区で活動されている、「ふるさと栃尾里山倶楽部」にお邪魔しました。
この集落の中心には築百年以上の古民家「源右衛門(げんねもん)」があり、この古民家を集落活性化の拠点として活用し、都市住民との交流を行っています。
DSC05253_convert_20110402220253.jpg
また、ここで使われるエネルギーには太陽光パネルや省水力発電といった化石燃料を使わない自然エネルギーが利用されています。
DSC05314_convert_20110402220702.jpg
こんな古くて新しい里山で、スプーンづくり講座に招かれました。
参加者は地元の方々と、県内各地からこの里山に通う人たち合計13人です。
もうすぐ4月だというのに外には雪が降っていました。

まずは、薪ストーブのあるあたたかい源右衛門の中で、地元の原さんから山の話をお聞きしました。
DSC05266_convert_20110402220410.jpg
話のテーマは間伐の重要性。
間伐によって山の保水性も向上し、山が豊かになります。
昔は、子供が生まれると、山1町歩に木の苗を植えたそうです。
そして子供を育てるように大切に山の手入れもしたそうです。

そんな話を聞いたあと、実際にスプーンづくりに使う木を伐り出しに山へ向かいました。
DSC05272_convert_20110402220444.jpg
今回使う木はヒノキ。
鹿に樹皮をかじられた木を選んで間伐しました。
DSC05274_convert_20110402220519.jpg
この山は、原さんの娘さんが生まれた時に植えた林。
娘さんの年齢は36歳だそうです。
DSC05278_convert_20110402220552.jpg
36歳の木を1本伐った後、林の上を見るとぽっかりと開いた樹環。
DSC05287_convert_20110402220627.jpg
ここから林内に光が入って、新たな生命を育てます。

スプーンづくりは、EVカフェと呼ばれている電気自動車の工場です。
DSC05259_convert_20110402220336.jpg
室内は天ぷら油を使った廃油ストーブのお陰でとても暖かでした。
DSC05315_convert_20110402220736.jpg

一日目の午後はろくろで成形。
DSC05324_convert_20110402220809.jpg

2日目からは、バイスに挟んでスプーンの形に削ります。
DSC05327_convert_20110402220843.jpg

最後はおなじみフルーチェで試食。
DSC05331_convert_20110402220916.jpg
使い心地はいかがだったでしょうか。

DSC05336_convert_20110402221126.jpg

<参加者の皆さんの感想です>
木と向かい合って、夢中になれた。何回もやって見たい。
匙面を彫刻刀で削る作業は楽しかった。このスプーンがいとおしく感じる。
昨日まで山に生えていた木がスプーンになり、みんな違う形になったことに感動した。
木の木目について勉強になった。
違う樹種で再チャレンジしてみたい。
時間を忘れてしまうほど面白かった。

DSC05334_convert_20110402221019.jpg

『この講座は緑の募金事業「国民参加による間伐及び間伐材の利用の促進事業」の助成を受けて実施しました』
間伐本数:1本
  1. 2011/04/02(土) 22:48:40|
  2. 講座の実施報告
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ラダーバックチェアづくり勉強会~フレーム完成~ | ホーム | ラダーバックチェアづくり勉強会(5)~背板のホゾ穴~>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://greenwoodwork.blog112.fc2.com/tb.php/215-dd1a2c0d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)