本日、かみなり村もっくるに於いて、グリーンウッドワーク講座が開催されました。
この講座に車椅子に乗った男の子が参加してくれました。
この度、ぎふ羽島ボランティア協会に納品した3台の足踏みろくろの内の1台は車椅子仕様になっています。
改良に至る経緯は2008年6月のブログをご覧下さい。
http://greenwoodwork.blog112.fc2.com/blog-date-200806.html今回はその使い心地を実証する機会となりました。
まずは、ろくろの高さを一番低い位置に下げます。
次に踏み板を固定する台の上に車椅子の車輪を乗せます。
刃物台との距離を確認します。
そして、踏み板の上に足を乗せます。
しかし今回の男の子は足を自由に動かすことが難しく、設置位置の確認にとどまりました。
今回の検証でろくろの可動部が車椅子に接触したり、踏み板の位置に問題があったりと、いくつかの課題が見つかりました。
今後とも、障がいを持つ方にも使いやすい足踏みろくろの開発に取り組みたいと思います。
ということで、今回は手挽きろくろに挑戦。
お母さんが息を切らしながら紐を引張ります。
みんなで協力しながら挽くろくろの作業で、工房が笑顔に包まれていました。
(文責:小野)
- 2010/12/11(土) 19:45:30|
- 講座の実施報告
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0