今年度(’20年度)も、県立森林文化アカデミーの授業で竹細工を行いました。(12/20、21、22)
クリエーター科の学生10名が、去年度と同じ六つ目籠(小)づくりに挑戦しました。
12/20は淡竹林の整備を行ったので、竹細工は2日間です。
先ずはヒゴ作り。
竹を必要な長さに切るところから始まります。

細かく割ります。みな静かです。

割って、へいで、また割って・・・

ヒゴの仕上げが終わったら、型紙を使って底の六つ目から編んでいきます。

立ち上がり。
底編みより難しいけど、面白いところですね。

横竹(箍)はね、右上がりの縦竹の下に入れてね・・・

2本目、3本目の横竹(箍)を編み進め・・・

最後に縁竹をあてて籐皮を巻いて・・・

完成品を並べてみました。

全員完成です。

皆さんからは、ヒゴ作りの出来が編みに大きく影響すること、立ち上がりの編みが難しかったこと、難しかったけどまたやりたい、などの感想がありました。
皆さん竹細工は初めてとのことで、ヒゴ作りも六つ目編みの底編みも立ち上げもさぞ苦労したことでしょう。
初めて竹細工をする人に、六つ目編みの籠はちょっと難しいですね。
この授業では、竹採りのための淡竹林整備を行い、竹ひごを作り、籠を編んで仕上げる、という竹籠作りのための一連の作業を行いました。結構きつかったではないかと思うんですが、それでも楽しんでもらえたようでよかったです。これをきっかけとしてまた竹細工をやってみてくださいな。
(キト)
- 2020/12/26(土) 17:10:10|
- 竹細工の技術継承
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