本日梅雨入りした岐阜県。
この雨が、緑のダムに蓄えられて、豊富なミネラルを含んだ水は清流長良川にそそぎ込み、きれいな水は鮎を育て、海へ下った鮎はやがて産卵のために生まれた川へ戻ってきます。
そんな思いを全国に発信するために、第30回全国豊かな海づくり大会は初めて海のない岐阜県で開催されました。
メイン会場の関市では商店街を歩行者天国にしてイベントが行われました。
グリーンウッドワーク協会では子ども達に木の指輪づくりを体験してもらいました。
新鮮なリョウブの木を削って「スイカみたいっ!」なんていう感想も。
子ども達には生木の中にたくさんの水が含まれていることを実感してもらえたでしょうか。
これは森の恵みの自動販売機!?
森のクイズの解答用紙を入れると指輪づくりの材料やいろいろな景品が自動的に出てきます!
中に人が入っているわけではありません!(笑)
隣のブースでは、竹細工職人の石原さんによる鵜籠づくりの実演です。
こちらは年配の方々がたくさん足を止めてくださり、「うちにも竹薮があって処理に困っている。」などという声も聞かれました。
石原さんの手から魔法のようにするすると籠が編まれていく様子にみなさん見入っていました。
その石原さんは6月10日に「鵜飼用具作製に関わる竹細工技術」に対して関市から
重要無形民俗文化財に指定されました。(6月12日岐阜新聞朝刊)
石原さんおめでとうございます。
(文責:小野)
- 2010/06/14(月) 01:23:57|
- 講座の実施報告
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