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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

スギの箱いすつくりました(前半)

みの木工工房FUKUBEにおいて、夏休み木工教室が開催されています。
「スギの箱いすづくり」は森林文化アカデミーの学生と先生らによって開発された”ぎふ木育”の代表的なプログラムです。

講師は共育工房ippoのふくちゃんこと福島計一さん。
まずは材料となる木のお話。
とんがりあたまの杉の木を使います。
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よく見るとお外にも杉の木がありますね。
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立っている樹を伐る人、運ぶ人
丸太を製材して板にする人
たくさんの人たちの手を経て
箱いすの材料となりました。
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それでは組み立てに入ります。
木目の色や模様、木の変形方向などに注意して仮組します。
組み立ての時に間違えないように、継ぎ目の位置に鉛筆で目印を書きます。
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道具置き場から必要な工具類を自分で運んできます。
もちろん使い終わったら元の位置に戻します。
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最初の道具は玄翁。
両側でたたく位置の形状が違うこと、
どのように使い分けるかをしっかり学んでいただきます。
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肘が下がらないような位置で叩きます。
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釘の頭を隠すための”ダボ穴”には釘締めという道具を使います。
お子さんは膝立ちがちょうどいい高さになります。
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この箱いすは、釘でガンガン打ち付けたらハイ終わりというような、
単純な木工キットではありません。
座る部分の天板は、組み上がった側枠の寸法に合わせてのこぎりで切断するというような、
ひと手間必要な教材となっています。
板を直角に切るための墨付けに”差し金”を使います。
大工さんみたいですね。
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皆さんご存知でしょうか。
両刃ノコの刃の違いについて。
今回は木の繊維に対して直角に切断する”横切り”の刃を使います。
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材を固定するためのクランプについて説明します。
これがなかなかうまく使えない人が多いんです。
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まずは端材でまっすぐ切る練習から。
材に対して正面に立ち、おへそに向かって引きます。
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さあ本番。
定規となる木を墨線に合わせて、内側に刃が入り込まないように注意して切断します。
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天板の組み立てです。
釘を打つ前に木工用ボンドを塗布します。
たくさん付け過ぎると釘打ちの時に”むにゅ”って動いちゃうんです。
筆で均一に塗り伸ばします。
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ダボ穴も筆で適量塗布します。
ここにも、ボンド入れすぎると大変なことが起きちゃいます。
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ダボまわりにはみだしたボンドは、堅く絞ったウエスを細長くして拭き取ります。
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箱の隅のはみだしは、ヘラにウエスを被せて取り除きます。
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さあ、一日目はここで終了。
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飛び出したダボ切りは次回までの宿題。
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”あさり”のついてない”押さえ挽きノコ”を使います。
あさりというのは福ちゃんのこの手のような形のもの。
そんな専門工具のいろいろな知識も学ぶことができるんです。
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たかが箱いす、されど箱いす。
とても奥の深い木育教材です。
次回はヤスリがけと塗装です。

この夏休み木工教室。
まだまだいろいろなプログラムを開催中です。
>>>木工教室案内

8月11日(土)の”手づくりする!長良杉のかつお節削り器”
食育と木育が融合したプログラムです。
まだ定員に空きがあります。
是非ご参加ください。
>>>かつお節削り器案内

つづく(おの)


  1. 2018/08/02(木) 17:28:42|
  2. 講座の実施報告
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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