FC2ブログ

GWWlogo

人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

今年も「ぎふ木育交流会」が開催されました

私たちNPO法人グリーンウッドワーク協会は、
森のようちえんやプレ―パークの活動を応援しています。

2015年9月には、のべ700人の参加者を集めた「ぎふ木育大交流会」を開催、
昨年2017年3月には、「ぎふ木育交流会~森のようちえん・プレ―パーク指導者研修(心の安全編)~」が開催され、
グリーンウッドワーク協会も運営に協力させていただきました。

そして、3年目の今年は「ぎふ木育交流会」として、リスクマネジメント講習を実施しました。

<<2018年2月21日(金) ぎふ木育交流会>>

この会は、森林空間を活用する実践者に身に着けて欲しい事故予防や事故対策等の
リスクマネジメントの知識、心構えを習得していただくとともに、
実践者同士の情報共有や交流を目的として開催されました。

講師は、プラムネット株式会社アウトドア共育事業部統括リーダーの渡辺直史さん。
優しく丁寧な語り口で参加者を魅了していました。
28876879_1453567474753014_1422387447_o.jpg

午前中は座学と室内ワークです。
28641661_1449234718519623_1357586468_o.jpg
リスクとヒヤリハットの違いとは?
指導者の法的責任と注意義務について
リスクマネジメントの基本手順などについて、
専門用語を一つ一つ丁寧に解説していただきながら学んでいきます。
一般的な安全管理研修では、
起こってしまった事故の対策(クライシスマネジメント)を中心に教わることが多いのですが、
事故を未然に防ぐための対策が本当の意味での「リスクマネジメント」なのだそうです。

お昼はおなじみの持ちよりランチで交流を図ります。
県職員のたかっしーもお手製の料理で参戦。
28810515_1453566981419730_1121514274_o.jpg

今回の参加者は、森のようちえん実践者やプレーリーダー、そして木育指導員など。
28643266_1449150125194749_1694539020_o.jpg
それぞれの現場を持った人たちとの異種交流も図ることができて、
人脈が広がったというご意見もいただけました。

午後からは野外実習。
観察者と実践者に分かれて、リスクを発見するトレーニングを実施しました。
28642649_1449149131861515_59715614_o.jpg
先頭の人は指導者、
目隠しをして後ろに続く人たちは参加者(子供たち)
観察者は、環境要因・参加者要因・指導者要因に分類して、
リスク要因を具体的に抽出します。
指導者の声が小さいと、参加者にとって危険要因となります。
指導者由来の危険要因は全てハザード(取り除くべき危険)に該当します。

その後、室内に戻って座学とグループワークを行いました。
抽出したリスクをダメージと頻度で評価します。
リスクの評価も人によって、またグループによって見え方が違ってきます。
28584827_1449149648528130_1587765237_o.jpg
それがハザードなのか「学びのリスク」なのか?
リスクの評価に絶対的な基準はありません。
それは主に対象者と「活動のねらい」によって変わってくるのです。

今回の講習は、単なる専門知識の習得のみならず、
グループワークで学んだ手法をそのまま現場での実践につなげることができます。

参加者の方からは、
・安全管理に取り組むことで普段の活動がより効果的になるという視点が面白かった。
・スタッフや親御さんと共有し、より園の活動内容を充実させていきたい。
・ヒヤリハットが起こった場合、リスク評価の表を利用して、状況の検証をしようと思う。
・団体の活動目的を明確に共有したい。

というような感想をいただきました。

この講習が、安全管理にとどまらず、それぞれの団体の運営環境、
風通しのよさにつながってもらえるといいなと実感しています。
(小野敦)

  1. 2018/03/07(水) 11:58:56|
  2. ┗ その他イベント等
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<福井県若狭町に行ってきました③ | ホーム | 古城山イベント「しいたけホダ木づくり」を開催しました>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://greenwoodwork.blog112.fc2.com/tb.php/1081-d3dfd6e8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)