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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

森工塾「削りかけ文化を知る(講演会)」を開催しました

2017年最後の森工塾は「削りかけ」についての講演会。
削りかけとは、日本で昔から生木でつくられてきた、様々なマツリゴトに使われる祭具です。
地域によって作り方、形状、目的などが違っていて、これがとてもおもしろい!

<<2017年12月23日(土) 森工塾「削りかけ文化を知る(講演会)」>>

講師は、東京文化財研究所の今石みぎわさん。アイヌのイナウや、削りかけ習俗の研究をされています。
日本各地の削りかけ、イナウについてたくさんの写真で紹介していただきました!
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シュルシュル削られていく動画もたくさん!
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削った時の生木が匂いたつ様子まで伝わってきそうです。

若木迎えなど、日本の山村で昔から行われてきていた小正月行事との関わり、、、
里山の樹の利用、、、
樹の生命力など、日本人が昔から「樹」に対していだいていた神聖性、、、
「削りかけ」文化から、日本人が昔から樹に対してどのような価値観をいだいていたのかが分かります。

削りかけは祭具だけでなく実用のものもあったり、
専門の職人が作っているもの、農民が作っているもので刃物や削りかけの形状が違ったり、
里山林の循環の話にはあまり取り上げられていない「マツリゴト」も、実は日本人の樹に対する豊かな経験知・材の利用に関する民俗等によって里山林の循環に大きく関わっているということ。

2時間の講演時間は、長いかなと心配していましたが
休憩なしでも、かぶりついて聞き込んでしまいました!

現物も、いろいろお持ちいただきました
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最後に、海外の削りかけ!「ジプシーフラワー」を紹介していただきました。
銑と削り馬で削っています!
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これはできそう!

講座後は、みんなで「削りかけフェス!」
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20台の削り馬がズラリと並びました。

はじめてのグリーンウッドワークで、この完成度!
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大輪の花が咲きましたー!
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それぞれ思いを込めて削ったケズリバナや、削りかけたち。
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小正月に作られていたものということですから、是非お正月には家に飾ってくださいね。
それでは皆さん、よいお年を!

(かしわ)
  1. 2017/12/30(土) 09:54:17|
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