GWWlogo

人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

岐阜に竹テントマスター誕生!

千葉のNPO法人トージバから講師をお招きし、『竹テントマスター養成講座』を開催しました。
農村に眠る資源を有効活用する取り組みを進めるNPO法人トージバ。
竹という素材を使い、現代のライフスタイルに合ったプロダクツを作ることで有効利用し、
里山の保全だけでなく、産業としても成り立つ仕組みを提供する取り組みとして、
『バンブーファクトリー』というプロジェクトを進めています。

今回作った竹テントは、2.6m×2.6mの折りたたみ式テント。
いわゆる運動会テントの支柱が「竹」になったもの。
見本で持ってきていただいたテントは、竹がしっかり乾燥していて非常に軽く、
私(女)でも一人で持つことができました。

s-DSC_3340.jpg

まずは、竹林へ行って材料調達から。
ここは「竹部会」が竹細工に使うために整備を進めている淡竹の竹林です。

s-DSC_3343.jpg

柱や梁のジョイントになる金物を実際に当てて必要な径の竹を伐り出していきます。

s-DSC_3349.jpg

竹テントの材料は直径50mm以下、竹細工の材料は直径60~70mm程度
竹テントは節の間隔が狭く肉厚な竹が向いており、竹細工に使う竹は節と節の間隔が長い方が好ましい、
と、同じ竹林の中でも上手く使い分けることができます。
竹を利用する目的が増えるとその分整備も進むはず!(というかやる気が出ます!)

必要な長さに切って軽トラで持ち帰ります。
これで竹テント2基分。

s-DSC_3363.jpg

次は焚火で竹の油抜き。
油抜きをすることで表面の汚れが落ち、虫に食われにくく、
また乾燥が早く進み割れにくくもなります。

s-DSC_3365.jpg

2日目は、いよいよ組み立て。
鋼管用の吊バンドやビニールハウス用のユニバーサルジョイントなど既製の金具を使います。
金具も道具もホームセンターで買えるものばかり。
竹テントの「普及」を考えるととても重要な要素ですね。

s-DSC_3388.jpg

柱と梁を組み、

s-DSC_3392.jpg

立ち上げてから、方杖(ほうづえ)と呼ばれる補強を入れていきます。
ここで驚いたのは、柱と梁を直角に固定するために長さも角度も測らず、
「見た目」で決めるということ。
自然素材である竹は、必ずしも真っすぐなものばかりではないため、
少し曲がったものは曲がったなりに、どちらを反った側にするかなども考慮しながら組み立てます。
「見た目」が直角であれば、もちろん見た感じがきれいに見える。
当たり前なことですが、自然素材を相手にするときとても大切なことだと思います。

s-DSC_3402.jpg

柱、梁よりも細い竹で屋根部を組み立て、

s-DSC_3405.jpg

再び立ち上げて、屋根部のバランスを取ります。これも「見た目」。

s-DSC_3411.jpg

シートをかぶせて完成です!
とてもシンプルな構造で美しいテントです。
グリーンウッドワークの足踏みろくろがとても似合いそうですね。
美濃市内でのお披露目は、4月23日(日)に開催の美濃市和っ紙ょいマルシェで。

参加者の方からは、
「ぜひまたこれを作って自分たちが所属する団体でも使いたい!」
「この技術を応用して、農業用ハウスを作りたい!」
などとても意欲的な感想が聞かれました。

そして、この『竹テントマスター養成講座』は岐阜県初上陸だそうで、
グリーンウッドワーク協会では、「竹テントマスター」として、
竹テントワークショップの自主開催を目指します。

s-925B8755-39D3-4C93-BCC8-409583E7213F.jpg

2月18日(土)~19日(日)に開催した
ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
「竹テントマスター養成講座」の報告でした。
(安藤)

  1. 2017/02/23(木) 23:57:43|
  2. 講座の実施報告
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

あこがれのスモークライフ

グリーンウッドワークの講座では
会員の方々が手作りのお菓子や料理を
振る舞ってくださることがあります。
加藤哲さんもその一人
加藤さんがいつも作ってくださるのは美味しいくんせい
IMG_3230.jpg
その美味しいくんせいが誰でも作れるようになるための
くんせい箱づくり講座の開幕です。
加藤さんの英知がぎゅっと詰まっています。

グリーンウッドワーク協会の講座は
いつも生木ばかりとは限りません(笑)
ベニヤ板を木工用ボンドで接着します!
IMG_3200.jpg
なまじ木工をかじっていると、
箱づくりには框組みや留め加工、組み継ぎなんて思いがちですが、
もっとシンプルに考えましょう。
釘やビス留めをしないこの工法、
実は加藤さんのもう一つの趣味である
スピーカーづくりの手法を取り入れています。
参加者の方から
「ベニヤの加工精度が良ければ木工用ボンドでも箱ができることに感動した」
「固定に紐やマスキングテープが使えるのに驚いた」
などの声が聞かれました。

接着を待つ間、お待ちかねのお昼ご飯
IMG_3213.jpg
くんせい蛸の入った炊き込みタコ飯
角切りベーコンの入ったスープ
くん玉のサラダ
すべて事前に加藤さんが仕込んでくださったものです

ぽかぽか陽気の屋外でわいわいおしゃべりしながらの
くんせいランチは最高です
IMG_3220.jpg
「日々の仕事が煮詰まっているので、森でボーッとしたかった」
という人にも満足していただけたようです。

午後からは金具の仕込み
IMG_3222.jpg
ボルトナット一つとってみても、
鍋や皿、座金とバネ座金、
こだわりの設計となっています。

同時並行でくんせいの実演
IMG_3204.jpg
スモーク用のチップはもちろん
グリーンウッドワークの削り屑です

3時のおやつは
くんせいラーメンに
スモークチーズ
ビーフジャーキー
ピーナッツ
IMG_3234.jpg

やっぱり飲まずにはいられません!
(註:ノンアルです)
IMG_3233.jpg

できあがりました
「手を動かすのって楽しいですね」
「気の合う人たちとの楽しいひとときをありがとう」
IMG_3243_20170221001903888.jpg
皆さんの意気込みを
「まずはチーズのくんせいからはじめてみます」
「目指せべーこん!」
「アユのくんせい!」

IMG_3238.jpg
2月4日(土)に開催した
ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
「木屑も活用!くんせい箱づくり」
の報告でした。
(小野)



  1. 2017/02/21(火) 00:27:53|
  2. ┗ ろうきん森の学校
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

牧谷保育園の木育教室

岐阜県内で行われている木育教室では、
木のお守りやスプーンを紙やすりで磨いたり、
のこぎりや玄翁を使って箱いすをつくったりと、
乾燥した木を使ったものづくりが主流となっています。

しかし、子どもたちに森をもっとダイレクトに感じてもらうには、
やっぱりグリーンウッドワークじゃないかとの思いから、
下牧保育園の子どもたちを対象としたグリーンウッドワークの取り組みを
昨年度から実施してきました。
昨年秋には、美濃市内の全保育園の保育士さんを対象とした
グリーンウッドワーク研修会を開催。

そして2月11日(土)、下牧保育園に引き続き、お隣の牧谷保育園において
年長さんの親子を対象とした森の色えんぴつづくりが開催されました。
IMG_3194.jpg

すでに研修を受けている保育士さんは
てきぱきと場を仕切ってくれました。
もう一本つくっていい?と夢中になる子
これ楽しい!と夢中になるお母さん
園庭には笑い声が響いていました。
IMG_3185.jpg

美濃市内の保育園の木育事業にグリーンウッドワークが浸透しはじめてきました。
IMG_3193.jpg
(小野)
  1. 2017/02/17(金) 00:57:25|
  2. ┗ その他イベント等
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

【ろうきん森の学校】森の恵みを味わう(2017年度)

もうすぐ春ですね
山へ出かけてみませんか?
IMG_2054.jpg

4月最初のろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)は
毎年恒例の「森の恵み」を味わいます

講師は岐阜県立森林文化アカデミーの柳沢直先生
IMG_2204_20170214092910241.jpg

新緑のふれあいの森を歩いて
食べられる植物、食べられない植物を見分けながら
春を満喫します。

収穫した山菜はおいしくいただきましょう
IMG_2295.jpg
(写真はイメージです)

ろうきん森の学校 森工塾

「森の恵みを味わう」

日時:平成29年4月15日(土)10時~15時
場所:古城山ふれあいの森(美濃市古城山環境保全モデル林)
 (武義高校東)
受講料:1000円(昼食付き)
定員:20人程度(先着順)
服装:山に入りますので動きやすい服装、登山靴や運動靴のような脱げにくい靴
持ち物:飲み物、タオル、筆記用具(フィールドノートのような小さいものが望ましい)、お箸、お椀、お皿
あるといいもの:剪定ばさみ、カメラ、山菜かご(又は袋)
※少雨決行、荒天の場合は中止

申込み・お問い合わせ:
氏名、年齢、性別、住所、電話番号、携帯番号を記入の上、下記アドレスまで
gww.rokinnomori@gmail.com(小野)
  1. 2017/02/14(火) 08:56:56|
  2. 講座のご案内
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

森へのいっぽを踏み出そう

森へ出かけたいと思っているけど
踏み出せないでいるあなたへ贈る
「はじめてでもできる森の素材でクラフト体験」

森のクラフトを
より安全に、簡単に、そして楽しく
そのための3つのポイントは
・生木は案外やわらかい
・樹種による性質の違いを知る
・道具の固定方法を考える
IMG_2860.jpg

さあ、森の色えんぴつづくりです
もちろん削り馬と銑を使えば、安全に楽しくできますが、
道具の購入という大きなハードルが立ちはだかります。
IMG_2883.jpg

それではホームセンターで買える刃物を使ってみましょう。
IMG_2879.jpg

え?こんなものが??というものもありますが、
まずは試してみることが肝心です。
瑞々しい生木、その中でも柔らかい樹種を選べば、
野菜用のスライサーでもこの通り。
IMG_2912.jpg

銑の代わりになる刃物・・・
意外といけるのがオルファのフックカッター
IMG_2900.jpg

脚立を削り馬代わりに
足掛けもちゃんとあります!
IMG_2895.jpg

もちろん、切り出し小刀で普通に鉛筆削りもありですが、
さらに安全に、そして簡単に削るには、
刃物を木工用バイスで固定して、
削る木を引っ張ります。
IMG_2889.jpg

案外これが「森」につながる一番の近道かもしれません。
IMG_2887.jpg

参加者の皆さんからは、
「道具のこんな使い方があるなんてびっくり」
「生木ってこんなにいろいろ使える」
「子どもたちにより安全に道具を使わせることができる」
「熱中した」
「友達に自慢したい」
「自分のできることからやり始めたい」
「子どもを対象としたイベントに出展したい」
みなさん、森への一歩を踏み出せたでしょうか?
IMG_2916.jpg

1月29日(日)静岡県静岡市で開催された、
NPO法人ホールアース研究所主催
ろうきん森の学校共催の
「つながる教室~森へのいっぽ」の報告でした。
(小野)
  1. 2017/02/13(月) 17:34:43|
  2. ┗ ろうきん森の学校
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

森のカフェでバレンタイン

自然の中で気持ちいい空気を吸いながら削ります
IMG_2776.jpg

使う材は、森の手入れの支障木として伐採されたコシアブラ
マンリキを使うときれいな板になりました
IMG_2759_20170213155145f89.jpg

生木の木工初体験の方が
「馬で削る作業が一番面白かった」
IMG_2772_20170213155147627.jpg

新鮮なコシアブラは彫刻刀でもさくさく削れます
IMG_2779.jpg

コーヒープレートのできあがり
森工塾の常連さんから
「木のアイテムがまた一つ増えた」
IMG_2817.jpg

さあ、もう一度森に出て、リーフチョコの型を採集しましょう
IMG_2786.jpg

板チョコを湯煎し、お気に入りの葉っぱに塗って
乾かします、、、が、固まらない
IMG_2793.jpg
ぽかぽか陽気と薪ストーブで
管理棟の中は気温が上昇
冷蔵庫で冷やしましょう

待っている間にマスターの出番です
IMG_2803.jpg

焙煎したコーヒー豆
きれいですね
IMG_2812.jpg

ミルで豆を挽くと部屋中が幸せな香りに包まれます
IMG_2822.jpg

マスターこだわりのコーヒーが入りました
IMG_2827.jpg

固まったチョコを葉っぱから剥がして
IMG_2835.jpg

さあバレンタインの準備は万端
IMG_2846.jpg

優しい時間が流れていた、そんな一日でした
IMG_2851.jpg

1月28日ろうきん森の学校森工塾(もっこうじゅく)
「コーヒープレートとリーフチョコづくり」の報告でした。
(小野)
  1. 2017/02/13(月) 16:02:33|
  2. ┗ ろうきん森の学校
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

【イベントのご案内】古城山イベント「ふれあいの森でしいたけホダ木づくり体験」

今年度最後の古城山イベントのご案内です。

古城山イベント2016第6弾
ふれあいの森でしいたけホダ木づくり体験
(森のご飯付き)
IMG_1237.jpg

平成29年2月26日(日)
午前10時から午後2時まで

場所:古城山ふれあいの森(武義高校東側の山)
定員:20人(先着順)
参加料:大人500円・子ども200円
 ホダ木を一本お持ち帰りいただけます。
持ち物:軍手、タオル、飲み物等
 昼食は薪で炊いたお釜のご飯とカレーを食べましょう
申し込み:美濃市産業課まで
 氏名(参加される方全員のお名前と年齢)、
 住所、当日連絡のつく電話番号を記入の上、
 FAX 0575-31-0052 又は
 Eメール sangyou_280@city.mino.lg.jp
 のいずれかで、2月22日までにお申込みください。
 定員になりましたら、受付を終了します。

主催:美濃市古城山環境保全モデル林連絡協議会
  1. 2017/02/02(木) 09:08:24|
  2. 講座のご案内
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0