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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

竹細工 ~修理2題~

今回は竹細工の修理を2題。

最初は石野家に納めた笊。
縁に巻いた籐の皮がボロボロになっているとお叱りを頂きました。
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そのボロボロの状態がこれ。確かに。
これは全部、ちゃんとした籐皮で巻き直しました。
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良く見ると胴の部分のヒゴが割れていたので、ヒゴを取り替えました。
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また、ヒゴの皮の表面が割れていたので、ヒゴを重ねてみました。
このブログを書いてて気づいたんですが、竹の表面を磨く(薄く削ることです)と割れにくいのかもしれませんね。
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修理終了。
実は右の長円形の方は、籐皮を巻き直す前に、縁竹をストーブであぶって形を整えました。
少しほっそりしたでしょ?
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二つ目。
近所のおばちゃんが使い込んで、かなりくたびれたイカキ(笊)です。
高級品ではないですが、おそらく国産品だろうと思います。

縁は籐皮の大和結びという、良く見る技法で処理されてありました。が・・・
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いまは見る影もなく、針金でかなりテキトーに繕ってあります。
でも、形はとても良いです。
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まん丸です。
ところで、縦方向のヒゴが、2本で1組になっているのが解りますか。
我々が教えてもらったイカキは1本でした。
2本1組にすることで端の方の幅を狭く出来、自然な形になる、ような気がします。
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修理は結局、安直ですが、銅線で止めただけにしました。
それでも結構しっかりしました。
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修理をすると、色々と勉強になります。
修理を繰り返して使い続けたくなるようなものを作っていきたいですね。

               (キト)
  1. 2012/11/26(月) 21:49:55|
  2. 竹細工の技術継承
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川上と川下のつながり

11月18日(日)長良川おんぱくプログラム
「足踏みろくろと削り馬でつくる木のスプーン」が開催されました。

場所は、岐阜市にある長良川うかいミュージアム。
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なぜ、岐阜市なんでしょうか?
キーワードは「長良川」です。
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川上(山=生産地)から川下(街=消費者)へのつながりを
感じてもらうことがねらいです。
そのため、岐阜県の山から伐り出されたクリの木を使用しました。

小春日和の陽気の下、足踏みろくろを屋外に設置してのスプーンづくり。
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あっとゆう間の一日でしたが、皆さんそれぞれに楽しんでいただけたようです。
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岐阜県の更に下流の愛知県からお越しくださった方も含めて、
10人の参加者の皆様に、人力の道具を使ったものづくりを
思う存分味わっていただきました。
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また、おんぱくスタッフの方には片付けも含めて大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。

(小野)


  1. 2012/11/19(月) 23:53:13|
  2. ┗ スプーンづくり
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竹細工 ~箕~

”箕”です。竹箕だったり、石箕と呼ぶこともあります。
米や種を篩う時に使う箕とは違い、ひたすらがっちりしています。
竹の新メンバーが作りました。
手前が1個目、奥が2個目なんですが・・・

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上から見ると違いがよく解ります。
同じ形に作るのはまことに難しいのですよ。
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作ったのは奥の方にしゃがんでいる人。
因みに、作り方を説明するため小生(キト)も一緒に作ったんですけど、久し振りやったし、細かいところは忘れてるし、ひどい形になりました。というわけでここには載せません。
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材料のヒゴが大きいので、ヒゴ作りも編むのも結構大変なんですが、よく出来ていると思います。
これからもがんばんてくださいね、チズさん。

                     (キト)
  1. 2012/11/18(日) 18:44:08|
  2. 竹細工の技術継承
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アカデミー翔楓祭に出展しました

11月10日(土)、11日(日)の二日間、岐阜県立森林文化アカデミーの学校祭
「翔楓祭」に出展し、小さなお家づくりを行いました。
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一日目は抜けるような青空だったので、馬を屋外に出して削ってもらいました。
この兄弟は、お兄ちゃんがアカデミーのプレーパークで、妹が美濃保育園の木育教室で
普段から木に親しんでいるため、大きな銑を自由自在に使いこなしていました。
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のこぎりで切った後、サンドペーパーで面取りをします。
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そして窓などを焼きごての要領で焦げ目を入れるのですが、
今回は、小さな七輪を使ってみました。
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焼きペンで屋根の模様を入れると、よりリアルになりますね。
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この日はノコ目を入れて、カード立て(写真立て)にする人がたくさんいました。
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二日目は生憎の雨、お部屋の中で削ります。
前日に引き続き参加の兄弟。
昨日うまくできなかったので、もう一度やりに来たとのこと。
嬉しいですね。
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卒業生のお二人も参加してくれました。
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できあがったお家に、焼きごてで窓と扉を描きます。
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できあがったお家がこれ。
旭化成のへーベルハウス「はーい」みたいですね。
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家族で参加してくれた1年生のかえでちゃん。
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こんなかわいいミニチュアの家をつくってくれました。
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子どもから大人まで、たくさんの人に楽しんでもらえた二日間でした。

(小野)
  1. 2012/11/15(木) 18:21:10|
  2. ┗ その他イベント等
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うだつの町並みで木の指輪づくり

11月4日(日)美濃市のうだつの町並みの中にある加治屋町ポケットパークで
長良川おんぱくイベント「木の指輪と和紙箱づくり」を開催しました。
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美濃市はかつて、長良川貿易の中継地として主に美濃和紙の生産と流通で栄え、
火事の延焼防止を目的として隣家との界の壁を屋根の上に突き出した「うだつ」は
富の象徴でした。

そんな古い歴史のある美濃まちに、足踏みろくろを2台設置して木の指輪づくりです。
小春日和の穏やか天気にも恵まれ、参加者の方々には思う存分生木を削る感触を
楽しんでいただきました。
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ろくろの後は、焼きペンを使って絵や文字を書き込みます。
自分の思い出に、大切な人のために、などなど思いを込めて指輪をつくります。
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お茶の時間は、地元の和菓子屋さんで買ったお菓子をいただきながら小休止。
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しかし、指輪をつくるだけでは美濃まちでやる意味がありません。
指輪を入れる箱もつくります。
材料はもちろん美濃で漉かれた美濃和紙です。
京都の千代紙と組み合わせて折ります。
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この日はちょうどクラシックカーのパレードも開催されて、町が賑やかでした。
道行く人たちも興味津々。
多くの見物客で賑わいました。
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箱ができたら、指輪の削り屑を中に詰めます。
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そして完成した作品がこちら。
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この場所だからこそできたこのプログラム。
参加者の方々と、スタッフ、観光協会の方、そしてこのお天気に感謝です。

(小野)
  1. 2012/11/08(木) 11:14:27|
  2. ┗ その他イベント等
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「北のグリーンウッドワーク体験会in穂別」のお知らせ

本年8月に行った木育カフェ「グリーンウッドワークin穂別、札幌」に続く、
「北のグリーンウッドワーク計画」第2弾「北のグリーンウッド体験会in穂別」を開催します。

今回は、穂別産のカラマツ製材を使用した北海道型グリーンウッドワーク用品(6組)を
組み立てるワークショップと、そして翌日には完成した用品のお披露目と使い初めを行います。

8月に引き続き、NPO法人グリーンウッドワーク協会の久津輪と小野が、
小物づくりの実技指導などを行います。

また、穂別産の新米を味わう”木育ワンコインランチ”や森林文化アカデミー久津輪准教授による
”森と木の就職・転職セミナー”など盛りだくさんの内容となっています。

>>>森林文化アカデミーのブログはこちらから

ご家族揃いで、モノづくりの楽しさや、森林と木材のつながりを実感してみませんか。

(この事業はコープ「未来の森づくり基金」の助成を受けて実施されます)

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■森と木の就職・転職セミナーin穂別
日 時:平成24年11月23日(金) 16:00~17:00
場 所:むかわ町穂別和泉 旧和泉小学校 木育ファミリー教室(駐車場あり)
     詳しくは穂別総合支所0145-45-2111地域振興課(太田)まで
内 容:森林・林業、山村活性、環境教育、木造建築、木工・木育の分野について、
現状抱えている課題や、解決への取り組み、そのためにどんなことを学ぶ必要があるか、
などを岐阜県立森林文化アカデミーの紹介を交えて解説
(講師:岐阜県立森林文化アカデミー 准教授 久津輪 雅 氏)
対 象:一般(要事前申込)
参加費:無料

■北海道産グリーンウッドワーク用品づくり
日 時:平成24年11月24日(土) 9:00~16:00
場 所:むかわ町穂別和泉 旧和泉小学校 木育ファミリー教室(駐車場あり)
     詳しくは穂別総合支所0145-45-2111地域振興課(太田)まで
内 容:穂別産カラマツ製材を使って北海道型グリーンウッドワーク用品
(足踏みろくろ、削り馬)6セットの組み立てを行います。
昼食では穂別産新米を味わう”木育ワンコインランチ”も開催!
対象:木育ファミリー会員
   (会員外で見学希望のかたは、事前に木育ファミリー又は穂別総合支所地域振興課まで
   ご連絡ください)
参加費:無料 木育ワンコインランチの希望者は1食500円
持ち物と服装:工作ができる服装で上靴(スリッパ不可)をお持ちください。


■北のグリーンウッドワーク体験会
日 時:平成24年11月25日(日) 13:00~16:00
場 所:むかわ町穂別和泉 旧和泉小学校 木育ファミリー教室
内 容:北海道型グリーンウッドワーク用品のお披露目、グリーンウッドワークによる小物づくり
対 象:一般(こども~おとな)
参加費:おとな300円(材料代込み ※こども、木育ファミリー会員は無料)
    ※レク保険には加入していません
持ち物と服装:工作ができる服装で上靴(スリッパ不可)をお持ちください。


[主催]木育ファミリー http://www.mokuiku.net
[協力]岐阜県立森林文化アカデミー、NPO法人グリーンウッドワーク協会、札幌芸術の森、むかわ町
[お申込み・お問合せ]
  ・木育ファミリー メール family@mokuiku.net または FAX 011-855-5510
  ・むかわ町穂別総合支所地域振興課企画管理グループ
   TEL0145-45-2111 または FAX0145-45-3048
 ※申込み締切 11月20日(火)まで

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木育とは、子どもをはじめとするすべてのひとが「木とふれあい、木に学び、木と生きる」取組です。
それは、子どもの頃から木を身近に使っていくことを通じて、人と、木や森との関わりを主体的に考えられる
豊かな心を育むことです。

木育ファミリーは、北海道と協働で「木育」が道民運動として定着するよう各種の木育活動をすすめています。
URL http://www.mokuiku.net
*問い合わせ先 木育ファミリー:代表 煙山泰子(けむりやま やすこ)TEL 011-855-5510
  1. 2012/11/06(火) 14:21:30|
  2. 講座のご案内
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グリーンウッドワーク イン フォレスト~つながり

お天気にも恵まれ、ゆったりと森の中でものづくりに浸った一日でした。
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出来上がったスプーンを持って山を降りました。
ペンション「リトルパイン」では、特製のババロアを用意してもらいました。
つくったスプーンで試食タイム。
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ちょっと食べにくいという方は、おうちに帰ってもう少し手を入れたいと
おっしゃっていました。

小さなスプーンが森と人をつないだ、そんな素敵な講座でした。
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来年も何らかの形でこんな取り組みを続けていければいいなと思いました。

(小野)
  1. 2012/11/01(木) 20:00:35|
  2. ┗ スプーンづくり
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