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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

今年も静デに行ってきました

5月24日(木)、25日(金)の二日間、静岡市にある静岡デザイン専門学校に行ってきました。
プロダクトデザイン科とインテリアデザイン科の1年生25人が木のスプーンづくりに取り組みました。

場所は学校近くの公園です。
やっぱりグリーンウッドワークは、緑の中が最高ですね。
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通りがかりの方からの、「何をやってるの?」という質問に答えるのが大変でした(笑)
学生さんが「私、職人向きかも」と言いながら、器用に匙面のカーブを削っていました。
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二人一組でろくろを使って削った後は、マンリキで半分に割ります。
ここが運命の分かれ道。
細心の注意が必要です。
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午後からは日が傾いてきたため、木陰を探して移動しながら削りました。
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翌日は生憎の雨。
場所を教室に移しました。
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途中、去年の授業に参加してくれた2年生が訪ねてきてくれて、うれしい再会もありました。

形を削り出す作業では、皆真剣な面持ちで取り組んでいました。
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今年は昨年に比べて少し長い制作時間を取ることができたため、何名かは彫刻刀で匙面を彫るところまでいけました。
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今回は途中までで終了です。
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次週仕上げて乾燥させた後、塗装します。
今年は拭き漆に挑戦するそうです。
出来上がりを楽しみに待ちたいと思います。
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(小野)
  1. 2012/05/30(水) 18:00:16|
  2. 講座の実施報告
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器部会 ~1つ目完成~

グリーンウッドワークによる器挽きの勉強会、第2回が行われました。

前回、途中までしか挽けなかったホオノキ。
2週間前だったので、そのままだと木は乾燥してしまい削りにくくなってしまいます。
なので生木の状態を保てるよう、水の中につけておきました。

いざ、ろくろに取り付けて削ってみると、軽快な音とともに綺麗なカンナクズが出てきました!
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そして今回新しく登場したのがコレ。
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指先にあるピンク色の棒、砥石です。
細いものはなかなか無く、歯医者で使われているモノだそうです。

削れなくなってきた刃物を研ぎます。
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試してみると当然よく切れました。
どんな刃物でも研ぎは大事ですね。

そしてついに器が完成!
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大きさは直径19cm、高さ6cm。
どんぶりのような形に仕上がりました。
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写真ではわかりにくいですが、ホオノキらしい綺麗な緑色の模様になっています。

しかし、ここはまだスタートライン。
これから技術を深めるべく、勉強会は続きます。

(臼井)
  1. 2012/05/25(金) 18:24:32|
  2. 講座の実施報告
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八ヶ岳南麓のクラフト作家に学ぶ“ものづくり”

伊藤真樹さんの「木工房いとうぐみ」は山梨県の八ヶ岳南麓にあります。
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この工房でもグリーンウッドワークの体験ができます。
毎週日曜日開催、事前予約が必要です。

詳しくは下記ホームページから

>>>森の工房でウッドワーク(マイ箸セット作り)

休日のひととき、八ヶ岳の景色を眺めながら、ゆったりと木工を楽しんでみませんか?
  1. 2012/05/24(木) 23:45:22|
  2. その他
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皮付きのスプーンづくり

5月20日(日)森林文化アカデミーにおいて、皮付きのスプーンづくり講座が開催されました。
この講座は初めての取り組みとして、足踏みろくろを使わない工法で行われました。

講師は、山梨県小淵沢で「木工房いとうぐみ」を構える伊藤真樹さんにお願いしました。
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使用した材は、直径わずか数センチのヤマザクラ。
3日前に剪定したばかりの枝です。

はじめは、いつものようにマンリキを使って半分に割ります。
これで芯を取り除くことが出来ます。
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そして、つくりたいスプーンの形を思い描きながら、ナイフやノミを使って削り出していきます。
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この講座では、ろくろも馬も使用しません。
みなさん、木と向き合う時間を楽しみながらもくもくと削り出していきました。

1年生のまさおくんは、自慢のマイ肥後守(ヒゴノカミ)でお箸づくりです!
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そして完成した皮付きのスプーンやバターナイフなどなど
とても魅力的な作品が並びました。
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<参加者の方々の感想です>

・柔らかくて結構削りやすかった。節が意外と無いようで、削っていると出てくる。削り進めながら形が変わっていった。

・家に帰ってもう少し手直ししたい。二つできたので嬉しい。


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・ろくろでうまく挽けなかったスプーンの柄の裏のラインのつなげ方が勉強になった。

・初めはできるか不安だったが、スプーンらしい形にできあがった。何を食べるか考えながら帰りたい。

・形をつくるのか難しかった。庭に生長の早いシマトネリコの木があるので、どんどん剪定枝をスプーンにしてみんなに配りたい。

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・ろくろのようなダイナミックな加工ではなく、徐々に形をつくっていくのが自分に合っている。家でもつくってみたい。

・予期しなかった可愛い形になった。数をこなして人に教えるようになりたい。


最後に講師の伊藤さんから、

身近な庭の木と、簡単に揃えられる道具を使って、身近な木工を感じてもらえたらなあと思います、

というお言葉をいただきました。

(小野)



  1. 2012/05/22(火) 16:58:48|
  2. 講座の実施報告
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展覧会「森のおくりもの」のご案内

福島県の古殿町に工房を構える井丸富夫さんから、東京のギャラリー工【こう】で開催する展覧会とワークショップの案内をいただきました。
関東近辺に御在住の皆様。
是非お立ち寄りください!

森のおくりもの 井丸富夫

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昨年夏、神奈川県から福島県のミラクルスポットである古殿町に
まるで導かれるようにして、私達は移住しました。ここには思い
っきりグリーンウッドワークが出来る環境があり 日々まさに
発奮の連続です。
今回はこれまでになく、さまざまな方向性の作品を展示する
ことになりますが、これらはここでの日々の暮らしになくてはなら
ない物としての必要性から生まれた、私達の作品、私達の暮らし
そのものなのです。そのような観点から是非お楽しみいただきたく
ご案内いたします。

 展覧会 2012年6月9日(土)- 6月16日(土)
     11:00-19:00(最終日は17:00まで)
 ワークショップ
     6月10日(日)13:00-15:00(終了予定)

 北欧などで使われる、卵と水と油、顔料を使った自然塗料の作り方を学び、
 実際に木の器を彩色します。井丸さんのお話と、ティータイムを鋏ながら、
 自然に触れ合う一日です。

 ワークショップ予約 03-3313-5065 募集人数 10名
 参加費 5500円(税込、井丸さんの器、塗料、お茶大が含まれます)

 会場 ギャラリー工【こう】    東京都杉並区梅郷1-8-8 101
    tel/fax 03-3313-5065

>>>ギャラリー工の工房探訪記「おじゃまします」はこちらから
  1. 2012/05/21(月) 21:27:05|
  2. その他
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【講座のご案内】6月のスプーンづくり講座

5月も後半に差し掛かり、先日まで新緑だった山が深緑に変わりつつあります。
そしてあっという間に山肌の一部が黄金色に色づいてきました。
コジイ(ツブラジイ)やスダジイの花です。
今年もいつもと変わらず季節は巡ってきます。

6月の講座のご案内です。
6月2日(土)に足踏みろくろを使った木のスプーンづくり講座を開催します。
皆様ぜひご参加ください。

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木のスプーンづくり講座

日時:平成24年6月2日(日)10:00~17:00
場所:岐阜県立森林文化アカデミー 森の工房
参加費:2500円
定員:10名(先着順)
講師:加藤慎輔(木工 木生

申し込み・問合せ:
住所・氏名・年齢・電話番号・携帯番号を記入の上
grenwoodworker@gmail.com
(小野)まで
  1. 2012/05/18(金) 23:05:40|
  2. 講座のご案内
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竹細工 ~吐け籠 その4~

師匠の石原さんから頼まれていた小瀬鵜飼に納めるための吐け籠(鵜が捕ってきた鮎を入れる籠)の2個目が完成しました。
手前の瑞々しい色合いの吐け籠が久津輪さん製作のもので、奥が見本の師匠のものです。
良い形に仕上がりましたね。
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師匠の石原さんからこれで良いとお許しが出たので、早速、師匠の微笑みに見送られて小瀬鵜飼の岩佐鵜匠さんのもとへ走りました。
(左が久津輪さん、右がキトのもの)
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ずいぶんお待たせしてしまったにもかかわらず、私たちの作った吐け籠を見て良い印象を持ってもらえたようで、無事、受け取って頂きました。(あ~良かった、ほっとした。)

                   (キト)
  1. 2012/05/13(日) 15:20:45|
  2. 竹細工の技術継承
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器部会 ~足踏みろくろによる器挽きの勉強会~

グリーンウッドワーク協会ではこれまでに足踏みろくろを使い、スプーン作りや椅子の脚を挽いてきました。

そして4月より、器挽きの勉強会が始まります。
(グリーンウッドワーク協会と森林文化アカデミーの共同研究)

3月に福島県で行われた、井丸富夫さんによる器づくり研修。
そこで学んだ技術を元に、岐阜県でも器挽きができるように技術の習得を目指します。

これが器挽きに使う足踏みろくろ。
スプーン作り講座で使っているものと同じです。
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そこにツールレストと呼ばれる刃物台を固定します。(手前へⅤの字に伸びる木)
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ろくろに手斧等で大まかに丸く成形した材(ホオノキ)を取り付け。
メンバーの中で唯一経験のある小野さんの指導のもと、器挽きが始まりました。
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器挽きはカンナと呼ばれる独特の刃物を使用します。
初めての経験でコツを覚えるまで苦労しました。
丸く線が見えるのが刃物の跡、ぼやけている所はまだ削れていない部分です。
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でもだんだん慣れていき、最後には皆が綺麗に削れるようになりました。
まずは外側が挽けました、良い形の器です。
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次はひっくり返して内側を挽いていきます。
しかし、ここでこの日は時間切れ。

これから毎週勉強会を行い、器挽きの技術を磨きます。

(臼井)
  1. 2012/05/10(木) 14:12:47|
  2. 講座の実施報告
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