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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

雑木林の利活用を目指して

日曜日に、愛知県で活動されている雑木林研究会に招かれて、名古屋市で一輪挿しづくりの講座を開催してきました。
雑木林研究会では、荒れた森を再生するための活動に18年前から取り組んでいるそうです。
今年10月には名古屋で「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」が開催されます。
そんなこともあり、最近では里山の概念や雑木林の現状が一般の方たちにも知れ渡ってきましたが、雑木林の整備によって出される材の利活用についてはまだまだ有効な対策が図られていません。
その解決のヒントになるのがグリーンウッドワークではないかとの思いから、今回のワークショップが開催されました。
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そのためにはまず体験していただこうということから、木の一輪挿しをつくっていただきました。
使う材は里山の代表選手「ナラ」と、高木層のナラの樹環の下で頑張って生きている木で、亜高木・中木層に多く生える「リョウブ」を使用しました。
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ナラの直径は約30cm。
最近の雑木林の中では、このような大径木は、ナラ枯れの原因になる「カシノナガキクイムシ」の格好の餌食となるサイズです。
この丸太をクサビで割るところから始めて、とっても素敵な一輪挿しが完成しました。
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参加者の皆さんの感想です。
削る感触が快感だった。やみ付きになりそう。
今まで雑木林の手入れをしてもそのまま積んでおくだけだったが、これからは利用したい。
子供たちに体験させたいと思った。
気持ちの良い一日だった。
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雑木林研究会の活動によって日本中の荒れた雑木林の利用が進み、里山の風景が復元されることを期待したいと思います。
グリーンウッドワークの手法がその一助となれば幸いです。
(文責:小野)

  1. 2010/05/31(月) 23:04:16|
  2. 講座の実施報告
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それぞれの形に思いを込めて~ナラのスプーン

本日木のスプーンづくり講座が開講されました。
ナラの木は堅くて丈夫。
ところが瑞々しい生木なら、人力でも大丈夫。
ホールの中に小気味良い「ジョリッ、ジョリッ」という削り音が心地よく響きます。
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常連の夏目さんは、基本が大切ということで、見本のスプーンの形を忠実に再現することを心がけました。
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奥さんがマクロビオテックの先生をしている加藤さんは、奥さんのために食材をすくうための匙をつくりました。
ビンの底まですくえて、柄の部分も持ちやすい形に仕上がりました。
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約2年ぶりに参加してくださった諸藤さんは、お友だちの結婚のプレゼント用に夫婦スプーンをつくりました。
一つの塊から二つつくれるスプーンは、夫婦やカップルへのプレゼントとしては最高のアイテムですね。
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さあ、皆さんもこだわりの形に挑んでみませんか。
木のスプーンづくり講座は、原則毎月第2火曜と最終土曜日に開講しています。
詳しくは左上の「年間スケジュール」をクリックしてください。
(文責:小野)
  1. 2010/05/29(土) 23:04:20|
  2. 講座の実施報告
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アカデミーの誕生日

先週、岐阜県立森林文化アカデミーにおいて開学記念フォーラムが開催されました。
簡単に言えば、開校記念日。
西暦2001年に開学したアカデミーは、この日10歳の誕生日を迎えたわけです。
このフォーラムに、私もNPO法人の代表として招かれました。

まずは参加者みんなでアイスブレイクから。
開校記念日といえばそう、「Happy Birthday to you」(?) ということで、全員で大合唱。
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このへんのノリもアカデミーならではです。

午前中はOB・OGが前に並んでパネルディスカッションを行います。
高校卒業以上が対象のエンジニア科の卒業生は、森林組合、木造建築の工務店、自然学校での仕事内容や日ごろの苦労話などを話されていました。
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大学卒業以上が対象のクリエーター科は、招かれた4人全員がNPO法人の代表者や設立に関わったメンバーです。
起業のメリットや、続けるための秘訣などなど実践的な話で盛り上がりました。
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学生にこれだけ言っておきたいというメッセージは、それぞれみなさんが自分の思いを熱く語られました。

午後は各グループに分かれてのフリーディスカッション。
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当日の美濃市の気温はなんと32℃。
蒸しあがるような暑さの中、更に熱い議論が交わされました。
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私は今年の3月に卒業したばかりなのですが、このアカデミーの学生や先生方の真剣なまなざしに接して、自分が学生だった頃が懐かしく感じられました。
少しでも、私たちOB・OGの思いが伝わったら嬉しく思います。
この中から、何人かが卒業後も岐阜に残ってNPO法人を設立し、グリーンウッドワーク協会と連携して活動できることを望んで止みません。
(文責:小野)
  1. 2010/05/25(火) 20:00:00|
  2. その他
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座編み~スツールづくり講座⑤最終回

いよいよ本日、木のスツールづくり最終日です。
まずは、座面の中に入れるクッションをつくります。
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クッションの中身は南京ガンナで削った削り屑。
材の有効利用を図ります。

半分編みあがったところでクッションを入れ込みます。
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市松で編んでいきますが、最後はきつくてテープがうまく入らず、指がつりそうになります。
そんな時は、100均で買ってきた先の平らな木のヘラが役に立ちます。
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こちらは竹で自作した必殺座編みマシーン!?
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そして、完成です。
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取材にみえた、ジャーナリストの西川栄明さん(写真手前)もすわり心地を確認。

五日間の成果です。
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5台のスツールが出来上がりました。

先日も話したとおり、9月には西川さんの著書「手づくりする木のカトラリー」の続編、「(仮題)小さな木のスツール」が発売される予定です。
参加者の5名に座っていただき、撮影会です!
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本の出版が楽しみですね。

最後に自作の椅子に座っていただきながら、ふりかえりの時間。
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皆さんの感想です。
充実した時間だった。椅子に命が宿った。
このスツールは、長い歴史の中でつくり上げられた、完成した形だとつくずく感じた。
5日間でつくり上げることが出来て、達成感がある。
1ヶ月前に丸太だった木が、今スツールになっていることに感動した。
この椅子づくりは、まさしく木工の基本だと感じた。

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参加者の皆さん、お疲れ様でした。
そして、西川さんと、カメラマンの山口さんありがとうございました。
(文責:小野)
  1. 2010/05/24(月) 20:00:00|
  2. 講座の実施報告
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組立て~スツールづくり講座④

これはクリの葉です。
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細く伸びているのはクリの花のつぼみ。
クリの花もシイと同じ虫媒花。
花の時季には虫たちを引き寄せるために強い香りを放ちます。

今週末は、2日連続でのクリの木のスツールづくり。
最終日の日曜日に向けて、ラストスパートです。
まずは脚のホゾ穴あけ。
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ランズナー氏方式。穴の位置を間違えないように、にこちゃんマークを書きます。

いつものように、協力して水平垂直を確認しながら穴あけです。
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締め付けは均等に圧力をかけながら、ゆっくりと行います。
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どうです、この精度。
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全く隙間無く組み立てあがりました。

水平の確認です。
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最近の携帯電話は、こんな機能もついているんですね。びっくりです。

本日の話題は座編みの材料について。
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コットンのシェイカーテープやアクリルテープ、ペーパーコードや荷造り用の紙紐等々、さまざまな材料がありますが、外国ではよくヒッコリーの樹皮が使われます。
日本には、これに変わる良い材料が無いんでしょうか。
竹は割れやすい、ヤマブドウは、ヤナギもいいんじゃないか、美濃なんだから和紙は、コウゾやミツマタなんかは使えないか・・・。
いろいろと試してみたいものですね。

本日は組立てを完了し、オイル塗装まで目指します。
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アンモニアを使って着色される方もいます。
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アンモニアとクリに含まれるタンニンの成分が反応すると材が茶色く発色します。
布団袋に密閉して容器に入れたアンモニアを揮発させます。
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どんな色になるか楽しみです。

明日はいよいよ座編みです。(つづく)
(文責:小野)
  1. 2010/05/23(日) 21:28:46|
  2. 講座の実施報告
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お子様向け連続講座のご案内

講座のご案内です。
「ものづくりからはじまるパートナーシップ~ささえてもらって、つながる手」と題して、障がい児・非障がい児(健常児)の交流事業を行います。
主催は、岐阜県羽島市で活動する「NPO法人 ぎふ羽島ボランティア協会」です。
ぎふ羽島ボランティア協会では、すべての人々が自分らしく暮らせる福祉のまちづくりをすすめるため、障がい者の支援活動などを行っています。
この連続講座では、自然体験やものづくりを通して、子供たちの豊かな人間性を育み、障がい児と非障がい児とがともに支えあって生きる姿を目指します
地域社会を担う子ども達に、新しい学びや発見を伝える機会になればと思っています。

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<講座内容>
美濃の山林で自然遊びやものづくりに挑戦!ひとりでは難しいこともふたりならできるかも…。
障がい児とのふれあいを通して思いやりの心を育てます。
※本事業は2010年度JT青少年育成に関するNPO助成事業です。

<日程>
第1回 7月24日(土)「自然の中で遊ぼう」
第2回 8月21日(土)「木と友だちになろう」
第3回 9月12日(日)「森の手入れをしよう」
第4回 10月24日(日)「木のスプーンをつくろう」
第5回 11月28日(日)「作ったスプーンを味わおう」

<場所>
岐阜県美濃市近隣 ※第4回は、かみなり村(羽島市)で実施

<対象>
岐阜県内の小中学生20人(障がい児10人・非障がい児10人)
※ 連続講座のため、全5回参加できる方に限ります。
心身の状況により、活動内容についてご不安な点がある方は、
事前にご相談下さい。

<費用>
参加費は無料(活動保険のみ負担)

<講師>
NPO法人 グリーンウッドワーク協会

<申込み>
住所・氏名・学校(学年)・生年月日・電話番号(FAX番号)を記入の上、下記にお申し込み下さい。

NPO法人 ぎふ羽島ボランティア協会 かみなり村 (担当:谷山・山口)
〒501-6229 羽島市正木町坂丸2-97
Tel 058-393-2608  Fax 058-393-2772
Email kaminari5656@volavola.org

  1. 2010/05/20(木) 13:08:19|
  2. 講座のご案内
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一生森と共に暮らすためのプロジェクト~韓国視察団来訪

韓国森林庁(林野庁)では、新しい森林政策として、“生まれる前から死んだあとまで”と題して、国民が一生森と共に暮らすための試みが始まろうとしています。
森の中での胎教から、森のようちえん、青少年レクリエーション活動、森林セラピー、そして樹木葬にいたるまで、国民が人生の各ステージで森とつながり活用するための一連の仕組みをつくる壮大なプロジェクトです。
まさしく「木育」ですね。
その準備のため、韓国から5名の視察団が、森林文化アカデミーをはじめ県内外の森のようちえんや森林セラピー基地を訪れました。
まずは、アカデミーの萩原先生が主宰する野外自主保育「森のだんごむし」の見学です。
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子供たちはもちろん、お母さん方も皆さん元気で、見ていて心が温まります。

そのあと、グリーンウッドワークの活動の説明と体験をしていただきました。
グリーンウッドワークの醍醐味はもちろん丸太を割るところから。
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韓国森の幼稚園協会理事のキムさんは、非常にグリーンウッドワークに興味を持って下さいました。

そして、時間の許す限り、みなさんに木の指輪をつくってもらいました。
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みなさん、少年のように目を輝かせながら楽しんでいただきました。
グリーンウッドワーク協会、韓国進出も近い!?(笑)
(文責:小野)

  1. 2010/05/17(月) 20:00:00|
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ホゾの加工~スツールづくり講座③

最近ここ美濃市の山肌は黄色く染まり、街には独特の香りが漂っています。
シイの花です。
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この木はこの辺りの極相に生える木、すなわち人の手が付けられずに放置された林に生える木です。
よく見てみると、そこには寺社仏閣やお城があったりします。
シイの木が生える林は、実は人々が昔から大切に守ってきた林といえます。
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写真は、アカデミーから歩いて5分ほど、曽代の通称「サル神社」の山に咲くシイの花です。

本日は3週間ぶりのスツール講座。
しっかり乾燥した材は、重さを量ってみると生木の状態から比べて約半分になっていました。
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まず、八角形にした貫を丸く仕上げ、丸ホゾを成形します。
その際、ホゾを細くしすぎないように細心の注意を払います。
そのために、試し材にホゾ穴を開けます。
穴あけはいつものように、手回しドリルです。
穴あけも、少し軸がぶれるだけで穴が大きくなってしまいます。
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水平と通りをみんなで確認しながら穴を開けます。

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ホソは、少しきついくらで仕上げます。

脚を丸く仕上げたところで本日は修了です。
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随分暑くなり、かき氷が美味しい季節になってきました。
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今日の話題は、昨日行われた木工家ウィークのフォーラムの話です。
新築住宅に家具がビルトインされて、木工家の仕事がなくなってきていること。
現代人が暮らしに感心を持たなくなったこと。などなど。

自分の使う家具を自分達でつくる。
私たちの活動は、こんな木工家の未来を切り開く鍵なんじゃないかと思います。
(文責:小野)
  1. 2010/05/16(日) 22:20:23|
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イタヤカエデのスプーンづくり

小雨の降る5月。
美濃市の周辺ではモリアオガエルの合唱が響いています。
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アカデミーのある岐阜県美濃市の「市の木」は楓(カエデ)です。
カエデの名の由来は葉っぱの形が「カエルの手」に似ていることから来ているそうです。

木のスプーンづくり講座。
この日使用した木はイタヤカエデです。
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カエデの木は光沢があり肌理が細かくとてもきれいですが、堅いのが特徴です。
堅い木でも生木なら大丈夫。
本日の参加者は、全員女性でしたが、とても丁寧な作業で、じっくりと木に向き合いながらそれぞれの形に仕上げていきました。
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午後のお茶の時間は、手づくりプリン。
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サンプルの木のスプーンの形を味わっていただきました。

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世界にたった一つだけのスプーン。大切に使ってもらえると嬉しいです。
(文責:小野)
  1. 2010/05/12(水) 11:31:03|
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木工家ウィークのスプーンづくり、大成功

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いよいよ始まった2010年の木工家ウィーク
スタートを飾る「身近な木からスプーンづくり」は、快晴にも恵まれて、とても楽しいイベントになりました!

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まずは会場の「文化のみち橦木館」の庭にある、アベマキ、サクラ、カキ、ゲッケイジュの木を見るところからプログラムが始まります。そしてあらかじめ剪定しておいたこれらの木のなかから、お好みの枝を選んでスプーンの材料にします。人気があったのはゲッケイジュ。ふだん家具づくりにはまず使うことのない木ですが、きめが細かく真っ白で、削るとなんともいい香りがするのです。参加者のみなさんには葉っぱも持ち帰っていただき、カレーをつくるときにこの葉を入れて(ローリエですね)、できあがったら今日つくるスプーンで食べてください、とお話ししました。

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今回のイベントは名古屋市の広報紙に載せていただいたこともあり、4月半ばの受付開始直後から予約電話が殺到して30分以上つながらず、今回参加していただいた方は何度も何度もかけ続けてくださったのだそうです。中には、はるばる東京から参加の方も。予約の際、電話口で「スプーンづくりは丸一日かかりますよ」と言われてびっくりした方も多かったようですが、始まってみると楽しくて夢中になり、もっと時間がほしかった、という声も聞かれました。

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足踏みろくろなどの人力の道具でゆっくり、ゆっくり、つくっていくのが醍醐味です。そしてスプーン1本つくり終えるころには、木という素材や木の製品に、今まで以上に関心を持っていただけたようでした。作り手と使い手をつなげたい、人と木をつなげたい、という思いでやっている「木工家ウィーク」としては、大成功のオープニングイベントでした。

NHKや中日新聞の方も取材に来てくださり、NHKは昼と夜の2回、ニュースで放送されたそうです。
ご参加いただいたみなさん、文化のみち橦木館のみなさんをはじめ、お世話になった方々に感謝。ありがとうございました。

木工家ウィークは名古屋各地で5月23日までやっています。ぜひ足をお運びください。
  1. 2010/05/10(月) 00:49:47|
  2. 講座の実施報告
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木工家ウィークNAGOYAのご案内

木工家ウィーク2010・NAGOYAが今週の土曜日5月8日~23日まで約2週間に渡って開催されます。
今年も全国各地の木工家が名古屋に集い、11会場でイベントや展示を企画しています。
この木工家ウィークのオープニングを飾るのが5月8日、9日に行われるグリーンウッドワークによる「身近な木からスプーンづくり」です。
名古屋市東区の文化のみち橦木館において、スプーンづくりのワークショップが開催されます。
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使う材料は、橦木館の庭木を剪定して出てきた材です。
剪定したのは、当協会の創設当時からのメンバーである加藤さん。
加藤さんのブログはこちらをクリック。
スプーン講座の予約は、開始直後数時間で定員に達してしまうほどの盛況ぶりで、受付けは完了していますが、橦木館の入場料を払っていただければ、見学は出来るそうです。

また、15日土曜日のフォーラムは「日本人の暮らしと家具」と題して、昭和に暮らし博物館館長の小泉和子さんの講演会やディスカッションが行われます。(要予約)
この2週間、名古屋が熱い。
皆様是非、木工家ウィークにお越し下さい。
(文責:小野)
  1. 2010/05/06(木) 23:30:15|
  2. その他
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真夏日のこどもの日~一輪挿し講座

5月5日こどもの日。
こどもの日には柏餅!
しかしアカデミーのカシワの木は、まだまだ葉っぱが若く、柏餅を包むには小さすぎます。
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巷に出回っている柏餅の葉は昨年のものなんでしょうか?

本日、一輪挿しづくり講座が開催されました。
使用した木は岐阜県産のイタヤカエデ。
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繊維が入り組んで素直には割れてくれません。
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材は堅めです。

銑で円柱に近い形に整えたあと、手回しドリルで穴を開けます。
みんなで協力して芯がずれないように確認しながら穴を開けていきます。
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電気が不要なのはもちろん、力加減を調節しながらマイペースで穴か開けられることから、案外正確な穴が開けられます。

先日、岐阜県可児市の古材家具工房「わだひろや」さんから購入した古道具の手回しドリルに金やすりで刃をつけて削ってみました。
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新品のドリルとは比べものにはなりませんが、意外と使えるものですね。

穴あけ後は、足踏みろくろを使って各自好きな形に成形してもらいます。
普段は彫刻用の薄丸のみを使用しますが、本日はさまざまな刃物を試してもらいました。
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まずは、決まった直径の円柱をつくるための治具を取り付けたパーティングツール。
長い棒を削り出すための平らなのみ。
細かい細工をするためのスピンドルガウジ。
V字の溝を掘るためのスキューチゼル。
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今日は思う存分足踏みろくろを堪能していただきました。

今日の美濃の気温は30℃を超える真夏日でした。
3時の休憩にはかき氷で涼をとりながら、広葉樹の山が抱える問題を語り合いました。
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麻ひもを編んだあと、穴に試験管を入れて出来上がり。
最後に野の花を摘んできてもらいました。
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(文責:小野)
  1. 2010/05/05(水) 21:08:06|
  2. 講座の実施報告
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森の香り袋

5月8日、9日に東京・日比谷公園で行われる森林(もり)の市でグリーンウッドワークの体験ができることは先日ご案内しました。
ここで参加者の方につくっていただく、「森の香り袋」の試作品をつくってみました。
いろいろな香りを集めるために、いろいろな樹種を確かめてみました。
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ヒノキ、クロモジ、ミズメ、クスノキ、ニッケイ、ヤマザクラ、チャノキ・・・
ヒノキは問題なしに良い香り。ヒノキ風呂の香りですね。
クロモジは知る人ぞ知る広葉樹の良い香りBEST1!
ミズメは湿布の匂い。
クスノキは強烈な樟脳の匂い。防虫剤ですね。
ニッケイはニッキ、シナモンの香り。
ヤマザクラは桜餅かな。
チャノキは、う~ん微妙。
さて、どの木が選ばれるかは当日のお楽しみ。
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今は、部屋いっぱいに良い香りが広がっています。
あ~癒される。
みなさんも「森の香り袋」をつくって、小さなフィトンチッドを味わってみませんか。
(文責:小野)
  1. 2010/05/03(月) 18:04:29|
  2. 講座のご案内
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