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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

西丹沢でスツールづくりを開催しました(10月13日・14日)

グリーンウッドワーク暮らしのものづくり講座
「生木を割って削って編んで作る!スツールづくり体験」
が開催されました。

台風一過の丹沢湖
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前日の大型台風19号の影響で、
開催予定地はがけ崩れ等により開催不能となり、
急遽宿泊地の民宿「箒沢荘」に併設する
バーベキュー場をお借りすることになりました。
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すぐ近くには推定樹齢2000年の箒杉が見守ってくれています。
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2日間でスツールを完成させるには、
貫(横の部材)は事前に乾燥させておかなければなりません。
今回は工程優先ということで、既製品の丸棒を使いました。

ということで、削る部材は脚四本。
パカンときれいに割れた材を、
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削って削って、
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一日目には八角形まで。
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夜はワールドカップの日本代表戦に盛り上がり、
ONE TEAMで2日目の作業!

南京がんなで削りくずを集めますが、
これは別の講座用にとっておいて、
既に乾燥させた削りくずを座面に使います。
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こんな三分間椅子づくりも有りです!

座編み用にカラフルなテープの中から
好きな色を選んでいただきました。
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出来上がった七色のハイスツールたち
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「10種類のテープで10脚の椅子をつくりたい」
「ここまでできるとは思わなかった。嬉しかった」
「節の周りも南京がんなでピカピカに仕上がった。やっぱ道具ですね!」
「写真で見ても分からないことが、やってみて納得した」
4日や6日で募集するとなかなか集まらない椅子づくり講座も、
こうやって二日間で完成できると、また更に参加者層の幅が広がりますね。

次回、グリーンウッドワーク暮らしのものづくり講座は、
令和2年3月22日(日)足踏みろくろで器づくりの予定です。
(おの)
  1. 2019/12/30(月) 11:26:26|
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Green Woodworker養成講座③スツール制作開始(12月7日・8日)

群馬のサンデンフォレストで開催中の
Green woodworker養成講座2019
第3弾はスツール制作

4日間かけてポストアンドラングスツールをを制作します。
最近、背板のある椅子を4日間でつくってみたり、
スツールを2日間でつくってみたりと、
講座運営に様々な工夫をされているところがありますが、
サンデンフォレストの養成講座は、しっかり4日間かけて制作します。

9月のシュリンクポットから3か月ぶりの再会
養成講座でつくったもの以外に、
自主製作された作品がどんどん増えてきました。
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グリーンウッドワーク研究所の斧が品薄な中、
ネットショップやオークションで落札したり、
古道具屋で買い求めたり、
さまざまな形の斧が顔を揃えます。
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みんな立派なグリーンウッドワーカーです。

さあ、スツール制作開始です。
まずは植栽された樹木の中から、
使えそうな木を選びます。
工場敷地内の森林資源の有効利用を図ります。
どんな木が使えそうか皆さんに考えていただきました。
そんな中からまっすぐ伸びた素性の良さそうなクリの木を伐倒しました。
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葉っぱはいつもの如く、山羊さんのおなかの中に。
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その他にも、秋の台風で倒れたヤマザクラも貫に使いました。

この講座での学びのポイントの一つは「割りのコントロール」
歩留まりを高めることにより削る量を減らします。
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ひたすら割ります。
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ひたすら丸棒を削りました。
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「銑の修行になった」
「久しぶりに筋肉痛になった」
「かなり体に来ている」
「段々慣れてきて早く削れるようになった」
と、皆さんそれぞれの感想をいただきました。

日中ただ黙々と削った分、夜はずいぶん盛り上がりました。
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みなさんの背景の話。
今後どうしていきたいか?
などなど
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大きなドングリを肴(?)に楽しい夜は更けていき、
気が付けば削っていた時間と変わらないくらい飲み続け、
これでいいのか、、、いいんです!
この時間が大切なんです。

最後に貫のホゾを取って、二日間の工程が終了しました。
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続きは来年の一月。
一ヶ月間貫を乾燥させます。
乾燥収縮も大切な学びのポイントです。
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令和2年もグリーンウッドワークで楽しみましょう!
(おの)
  1. 2019/12/28(土) 08:34:06|
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4日間の椅子づくり@きのき 始まりました(12月14日・15日 前半)

神戸と奈良で一年毎に場所を変えて開催される椅子づくり。
今年度は神戸です。

題して
「丸太から4日間でつくる椅子 ポスト&ラングチェア」
背板が一枚の丸棒を組み合わせてつくる椅子。
これが四日間でつくってしまおうという無謀なスケジュール。
その為に、貫は事前に主催者側で荒加工していただきました。
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会場の「きのき」
今年もさらにバージョンアップ。
床板が敷き詰められ棚が増設されていました!
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使う材はクリ
業者にお願いしたところ適当な量を確保できなかったため、
急遽、参加者の藤田さんの知り合いにご紹介いただき、
台風で傾いた支障木を伐らせていただきました。
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非常に素性の良い材で、まっすぐにパカンと割れてくれました。
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まずは後ろ脚の加工から。
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参加者は10人満員御礼。
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常連さんと初参加の方、そして何より
関西の別の団体や個人でGWWに取り組んでいる方に
ご参加いただいたのも嬉しい限りです。
きのきの橘さんや奈良の松村さんが長く続けてきた活動が、
着実に実を結びつつあるんだと思います。

自作の削り馬や自前の道具を持参される方も多く、
岐阜からの荷物が少なくて随分と助かりました。
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講座の合間には替え刃式鋸の目立ての講習や
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ドイツの伝統的なろくろによるクリスマスツリーづくりの実演など
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皆さんから多才な技術をご披露いただきました。

きのきの楽しみはともちゃんお手製のお昼ご飯
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美味しくて
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美味しくて
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講座の日数が減ったことが残念でなりません(笑)

そしてもう一つの楽しみはおやつの時間
参加者のみなさんから全国各地のお土産が集結!
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削り続ける緊張感と休憩時間の絶妙なバランス。
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居心地が良すぎて休憩室についつい長居をしてしまいます。

そして曲げ木の準備は万端。
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今回は蒸し器2台を駆使して後ろ脚を曲げ切りました。
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背板と前脚も揃って、無事に2日間の工程を終えることができました。
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続きは来年に持ち越しです。
1月の後半戦も楽しみです。
(おの)




  1. 2019/12/27(金) 12:18:57|
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富士の麓でゴッホの椅子をつくる・後半(8月16・17日)

富士の麓でグリーンウッドワーク体験会
最後の二日間はゴッホの椅子づくり後半戦です。

台風接近のため場所を自宅のテラスに変更
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ここでも十分グリーンウッドワークが楽しめます。

後ろ脚の材料が足りない!
じゃあちょっと伐ってこようか。
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このお手軽さがこの森の魅力です。

一日目には早い方が一脚フレームを完成させました。
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そのころに初めて富士山が顔を出してくれました。

夜は最後の晩餐。
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火を囲んでバーベキュー。
語らいの時間です。

そして最終日
すがすがしい快晴です。
午前中にはフレームの組み立てがすべて終わり、
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それぞれの思いのこもった一脚が出来上がりました。
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今回の講座は吉野さんが構想する壮大なプロジェクトの
ほんの通過点でしかありません。
これから新たな施設の建設と、
人の集う場づくりが進められていくことでしょう。
その中のほんの一部にでも関わらせていただけたことに感謝します。
吉野さんとそのご家族、木夢のスタッフの方、学生スタッフの皆さん、参加者の皆さん、
ありがとうございました。
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今後の木夢の森づくりに期待したいと思います。

おわり (おの)
  1. 2019/09/15(日) 07:30:55|
  2. ┗ 椅子づくり
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富士の麓でゴッホの椅子をつくる・前半(8月10・11日)

グリーンウッドワーク体験@河口湖・木夢の森
いよいよゴッホの椅子づくりです。

使う材料はバッコヤナギ
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本場スペインではポプラの木が使われていますが、
日本では身近な森からは手に入りません。
ポプラに代わる木としていろいろ広葉樹を試してきたのですが、
曲がったり、ひび割れたり、硬かったり、
なかなかいい木が見つけられずにいました。
結局のところ、最近は山にたくさん植わっているヒノキが
手近な材料として使われています。
ところでこのバッコヤナギ、いいんです。
何がいいってポプラと同じ「ヤナギ科」
材も柔らかく割裂性は最高です。
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美濃市の瓢ヶ岳にもたくさん分布していますが、
何せ虫に食われやすい。
カミキリムシの食害にあって、材は穴だらけなんです。
しかし、ここ河口湖のヤナギには殆ど虫が入ってない。
そしてこの木夢の森にはこの木がたくさんある。
この森でゴッホの椅子をつくる必然性が!
これは運命の出会いでしょうか。

そんな材料にも恵まれて、
2日間黙々と削り続けていただきました。
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休憩時間に芝生広場で寝転ぶ吉野さんのご家族。
最高の贅沢。
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「ここに寝転ぶと、この森を開拓してきた苦労が報われる」
(吉野さん談)
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数年前までここもアカマツに覆われた鬱蒼とした空間だったそうです。

この森で暮らしている吉野さん、
普段午前中は森の整備、午後から木工の作業を行っておられるそうです。
そして朝と夕に、羊のお世話。
森の暮らしは忙しい。
インターンシップの学生さんもしっかりお手伝いしていました。
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そして、後半に続きます。
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富士山とも少しの間お別れです。
(おの)
  1. 2019/09/12(木) 07:36:23|
  2. ┗ 椅子づくり
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