竹細工教室の今年最初の報告です。
☆ 四ツ目の手提げ籠です。
ヒゴが細すぎたのか形が決まらず苦労したけど、完成して良かった。
持ち手が初めてやる形面白かったです。

ξ 変則的なヒゴ使いの四ツ目で面白いですね。涼やかです。
☆ 差し六つ目編みの脱衣籠です。
編みは難しくはなかったけど、六つ目に差すのが、集中力が続かず気力を維持するのが大変でした。
大きいものは、やったぞ って満足度が高いです。

ξ しっかりしたきれいな籠ですね。
☆ 八つ目編みの小物入れです。
八つ目はよう分からん。思ってたより難しかったです。
当て縁の火曲げも難しかったです。 次はもう少し大きい(A4が入る)ものに挑戦。

ξ ヒゴが厚くてしっかりしたものになったですね。
☆ 菊底、ござ目編みの湯籠です。
前に作ったプランタ籠とは雰囲気が違って面白かったです。
底を平らに出来ずコロンとしてしまう。凹ませるのは難しかった。

ξ 菊底を凹ませるのはかなり厄介ですよね。分かりますよ。
☆ 六つ目の小籠です。
六つ目編みは何とか出来るようになってきました。
ヒゴを作っているときは気が付かないけれど、編み始めると厚い薄いがあってやり難いことが分かります。

ξ ヒゴ作りの精度が全てですね。
☆ 八つ目編みの笊です。
初めての八つ目編みです。しっかりしたものになったと思います。
縁の柾割りは大変だったし、針金もうまく巻けなかった。細かいこともきっちりやることが大事ですね。

ξ 八つ目の笊もきれいです。
今年もあっという間に2か月が過ぎようとしてます。早いものです。
(キト)
- 2021/02/22(月) 12:24:29|
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今年最後の報告です。
☆ ござ目編み、菊底のプランター用の籠です。
竹とロープの組み合わせが、ここに入れる植物に馴染むように思うし、可愛く出来たと思います。

ξ カッコ良いですよ。こういうのにはロープが似合いますね。
底から見た絵。重いものにも耐えられそうです。

☆ ござ目編みの買い物籠です。
念願の籠が出来ました。
竹細工を始めるきっかけになったのが買い物籠でした。
あちこちで見かけて、良いものは高いんで手が出ないけど、自分で作れればその方が良いです。

ξ しっかりしたものが出来ました。
底から見た絵。
持ち手紐が底に回してあるので重いものでも運べそうだし、角部の補強も入れたんで、しばらくは使えそうです。

今年は完成品が少なかったんですけどね、来年はたくさん報告したいもんです。
それでは教室の皆さん、このブログを見てくださった皆さん良いお年を。
(キト)
- 2020/12/31(木) 14:23:39|
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今年度(’20年度)も、県立森林文化アカデミーの授業で竹細工を行いました。(12/20、21、22)
クリエーター科の学生10名が、去年度と同じ六つ目籠(小)づくりに挑戦しました。
12/20は淡竹林の整備を行ったので、竹細工は2日間です。
先ずはヒゴ作り。
竹を必要な長さに切るところから始まります。

細かく割ります。みな静かです。

割って、へいで、また割って・・・

ヒゴの仕上げが終わったら、型紙を使って底の六つ目から編んでいきます。

立ち上がり。
底編みより難しいけど、面白いところですね。

横竹(箍)はね、右上がりの縦竹の下に入れてね・・・

2本目、3本目の横竹(箍)を編み進め・・・

最後に縁竹をあてて籐皮を巻いて・・・

完成品を並べてみました。

全員完成です。

皆さんからは、ヒゴ作りの出来が編みに大きく影響すること、立ち上がりの編みが難しかったこと、難しかったけどまたやりたい、などの感想がありました。
皆さん竹細工は初めてとのことで、ヒゴ作りも六つ目編みの底編みも立ち上げもさぞ苦労したことでしょう。
初めて竹細工をする人に、六つ目編みの籠はちょっと難しいですね。
この授業では、竹採りのための淡竹林整備を行い、竹ひごを作り、籠を編んで仕上げる、という竹籠作りのための一連の作業を行いました。結構きつかったではないかと思うんですが、それでも楽しんでもらえたようでよかったです。これをきっかけとしてまた竹細工をやってみてくださいな。
(キト)
- 2020/12/26(土) 17:10:10|
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九州は宮崎の山深い集落で昔から使われてきた かるい と呼ばれる背負い籠を真似て作ってみました。
見本となった かるい。
どこで、いつ頃作られたものか、作った職人が誰かも分かりませんが、慣れた手の素敵にカッコいい かるい です。

今回作った背負い籠です。一応、それっぽくって似てますね。

横から見るとこんな形をしてまして、山中の傾斜のきつい場所での作業に便なる形だそうです。

本体の編み目。ここだけ見てるとどんな順に編み進めているのかよく分かりませんね。
底から編み始めるんですが、これはYouTubeがずいぶん参考になりました。

側面には補強が付けてあるんですが、編みを間違えてて見本のようには出来てません。

縁です。
師匠が言ってた 「雪隠場の蛆」 ってやつです。
これは、全くいけない。

とにかくよく分からん状況からやり始めたんでしこたま反省点があるけれど、それっぽいものは出来たんで作り方は何となく分かってきました。ただ、材料は手元にあった真竹を使ったけれど、もっと細くて若い真竹が必要なようです。
今回この籠を作ることになったのは、森林文化アカデミーの恩師から作ってくれろとの仰せがあったからでして、実際に納めるのは一回り小さいものなんで、改めてこの籠に適切な真竹の採取と、籠の寸法や形の見直しをして作ってみます。
(キト)
- 2020/12/03(木) 13:04:25|
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久々に皆さんの成果を報告します。
☆ 鉄線編みの 平笊 です。
出来て良かったです。
初めの頃は出来る気がしなかった。編み目も縁の取り付けも難しかったです。
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ξ 皮が内側で凹んでいるから編みにくかったでしょうね。お疲れ様。
☆ 尺の 平笊 です。(1個目の)
縁は難しかったです。特に上縁の柾割りは均等な幅に出来ず。
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ξ 横ヒゴが少し厚かったんで、しっかりした笊になりましたね。
☆ 尺の 平笊 です。(2個目の)
2個目なんだけど、やっぱり上縁の柾割りは難しかったです。
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ξ やっぱり数を作ることですよね。
☆ 課題の最後の 四ツ目籠(芋振り籠とも) です。
ヒゴ作り、特に最初の竹を割るところから大事だと気付きました。
幅広の薄いヒゴを作るのはやっぱり大変でした。
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ξ ヒゴがきれいに出来ていて、形も整ってますよ。
☆ ござ目編みの 腰籠 です。
ひごは何とか出来たけど、立ち上がりは難しかったです。
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ξ 立ち上げは小生も苦手ですよ。たくさん作りましょ。
☆ ござ目編みの コーヒードリッパー です。
意外とうまく出しました。
山へ持っていってコーヒーを淹れて、ダンナと飲みます。
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ξ ジグも自分で工夫して、格好よく出来ましたね。
いよいよ寒くなってきました。
コロナやインフルエンザに気を付けましょうね。
(キト)
- 2020/11/30(月) 11:30:20|
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