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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

森工塾「森の恵みを味わう~春・山菜編~」を開催しました(4/6)

今年度最初の森工塾のテーマは春一番の「山菜」です!
講師はおなじみ、森林文化アカデミーの柳沢先生です。
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先生から毎年恒例のおもしろおかしい山菜の話を聞いた後は、さっそく古城山へ。

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もちろん食べられるものを探します!

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タネツケバナと、オオバタネツケバナ。
どっちも食べられます!

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なんとワサビも自生していました!あった場所は、ナイショです。

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タンポポもおいしいよー
「がく」が反り返っているのがセイヨウタンポポ。
反り返ってないのはカントウタンポポ。どっちも食べられます!

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ヤブカンゾウもゲット!お浸しにします!

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たくさん採取してきて、柳沢先生のお料理教室スタート。大変家庭的な先生です。

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(手前から)
・リョウブめし
・野草のかきあげ(タンポポ(花)、ヨモギ)
・タンポポ(葉)とスミレのサラダ
・ワラビ(かつおぶしと出汁醤油で)
・ウドの天ぷら
・ヤブカンゾウのおひたし(酢味噌)
・オオバタネツケバナ、タネツケバナのおひたし(かつおぶしと出汁醤油)

今年はコシアブラがまだ早くて残念でしたが
少人数でじっくりクッキング、これまでにないクオリティーのメニューができましたー(^^)

<参加者の感想>
・見たことはあるけど、食べられると知らなかった野草もあった。
・自然豊かな環境で一日過ごせた。
・新しい知識を得ることができた
・しらないことがたくさん!
・みんなで料理をしたのが楽しかった
・子どもが山が好き。食べられるものを知れたので、家の近くの山でも探してみたい。
・料理の仕方も知れた
・教えてもらったことをこれからの生活に活かしたい。

食べられる!と知ると、見る目が変わりますね。
美濃はこれからが本格的な山菜シーズン!また古城山に遊びに来てくださいね。
  1. 2019/04/13(土) 19:00:40|
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ろうきん森の学校「竹ひごからつくる竹細工講座・六ツ目編みのかごづくり」を開催しました(3/2,3,9)

竹ひごからつくる竹細工講座・六ツ目編みのかごづくり。
竹ひごづくり2日間、編み1日の計3日間の行程で開催しました。

竹の製品が好きだったり、竹林整備に興味があったり、竹の活用を考えたいなど
竹細工講座と言っても参加の動機は様々あり、参加者の方の視点も少しずつ違います。

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今回使用した竹は「真竹」。
竹の種類の見分け方や、適した材料の選び方(太さや年齢、節間の長さなど)から学びます。
「どんな竹でも使えると思っていました。」
「実際に生えている竹林の様子を見てみたい。」
などの声が聞かれました。

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竹ひごづくりはまず竹を半分に割るところから。

「破竹の勢い」
=刃物で竹を割ると、最初の一節が割れればあとは一気に割れていくことから
勢いが激しくて、とどめることができないこと。猛烈な勢いで進んでいくこと。

ということわざがありますが、最初の一節が思いのほか大変で苦戦を強いられます。

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半分に割った後は、さらに半分、さらに半分という具合に必要な幅まで細く割り、
厚みも薄く剥いでいきます。
その辺りで1日目が終了し、2日目は幅を幅引きという道具を使って揃え、
切り出し小刀で厚みを揃えるために薄く削る作業をしました。

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本数も多いし、集中しなければできない作業なので
「途中から修行みたいに感じていた」という声もありました。

3日目はいよいよ「編み」の作業です。
簡単そうに見えて意外に難しく、慣れないうちは竹ひごの重なりをひとつひとつ確認していくのが確かです。

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底を編んだら、いよいよ立ち上げ。
皆さんとても真剣に見てくださっています。

見てると簡単そうに見えるけど、やってみるとわからない。
言われるとわかるけど、自分でやろうとするとわからない。
なにか変で間違っていることはわかるけど、どこが違うかわからない。
という具合に、頭をフル回転させて少しずつ編み進めていきます。

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最後に縁をつけて完成!です。
みなさん編み目が揃っていてとてもきれいなかごができました。

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「ひごづくりの体験を何度かしたことがあったけれど、上手く出来ず、
今回はじめてものになったので、とても達成感がありました。」
「とても楽しかったです。家に竹が生えているので、自分で挑戦してみたい。」
「編みが苦戦したので、覚えているうちに、クラフトテープなどで復習したい。」
「ひごづくりがもっとできるようになりたいので、次回また参加したい。」
「そば笊も作りたい。」
「竹箕の修理ができるようになりたい。」
などなど、次につながるとても前向きな感想をいただきました。
また竹細工ファンを増やしてしまったようです(笑)

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また、5月、7月にも竹ひごからつくる竹細工講座を予定しています。
ぜひご参加ください。

(安藤)
  1. 2019/03/18(月) 19:45:40|
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ろうきん森の学校「削り馬づくり」を開催しました(3/16)

これまで、ろうきん森の学校岐阜地区では、
森の恵みを味わう山菜やきのこ、
自然に親しむ虫探しや動物の痕跡探し、
本格的なものづくりのスプーンや器、椅子づくりの他、
ナイフのカバーや研ぎ講座など道具のメンテナンス講座を開催してきましたが、
今年度最後の森工塾(もっこうじゅく)は削り馬づくりです。

使う道具はこちら
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差し金を使って墨付け
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手回しドリルで穴あけ
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まっすぐ垂直にあくように協力して
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面取りは小鉋で
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ボルトの締め具合も微妙な調整が必要となります。
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そして出来上がった岐阜県産材を使用した削り馬。
無題
「家族の協力で完成できた」
「この削り馬を使って椅子をつくりたい」
「次は足踏みろくろ!」

さあ、ここから皆さんのグリーンウッドライフが始まります。
来年度もろうきん森の学校森工塾(もっこうじゅく)をよろしくお願いします。
(おの)
  1. 2019/03/18(月) 16:48:47|
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正しい里山の過ごし方~きのこの森づくり~(2/23)

今年で4年目となるマイタケ原木栽培。
ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
きのこの森づくりマイタケ原木栽培が2月23日に開催されました。

その二日前から準備が始まります。
ろうきんの森で昨年台風の被害にあったアベマキとクリ。
大きな幹は薪に、細い枝はホダギになります。
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山からえっちらおっちら下ろしてきた原木を15cmの長さに玉切りします。
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そしてキレイにドラム缶に並べていきます。
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今年の新兵器はコレ。
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この緑の網がどんなふうに役立つんでしょうか?
それは翌日のお楽しみ。

三段目まで約150本の原木をしっかりと詰め込んで、
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水を溜めてこの日の作業は終了。
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余ったアベマキはスプーンになりました。
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講座前日は早朝4時からドラム缶を火にかけます。
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マイタケは弱い菌なので、原木の中の雑菌をしっかり煮沸滅菌してから植菌します。

火が消えないように薪をくべ続けます。
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この作業のために差し入れを持ってはるばる駆けつけて来てくださった方も!
本当にありがとうございました。

沸騰して蒸発するお湯を補給するために、かまどで湯を沸かし続けます。
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お湯の中にはお昼ご飯
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これも里山作業の楽しみ方!

みんなで食べる里山ご飯は格別です。
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沸騰し始めてから6時間、
午後1時から原木を栽培袋に詰め込みます。
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ここでは外から雑菌が侵入しないように細心の注意を払います。
袋を開けて待つ人、
原木をつかんで入れる人、
袋の口をたたんで洗濯ばさみでとめる人、
みんなの息が合うと、案外楽しい作業なんです。

そして新兵器の出番。
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網の四隅に結んだ紐を引き上げると、
底に沈んだ原木が顔を出します。
まだまだ改良の余地はありそうですが、
このマイタケ原木栽培、年々進化を続けています。

栽培袋に入れた原木は一晩かけて冷やします。
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こうして、講座前日の準備作業が終了しました。

さあ、ろうきん森の学校 森工塾当日。
まずは、講師をお願いしている森林文化アカデミーの津田先生からきのこのお話し。
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「きのこは木の子とも書きますが、
植物ではなく菌類です。」
きのこのお話し、何度聴いても奥が深くて楽しい!

昨日煮沸したドラム缶の中には、アベマキやクリから染み出たタンニンの煮汁が溜まっています。
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この茶色い煮汁を使って草木染を行います。
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理科の実験です。
ここに鉄の媒染液を入れると、あら不思議。
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黒く変色しました。
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さてどんな色に染まるでしょうか?

絞り模様をつけましょう。
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板で挟む時は予め折り目にアイロンを掛けておきます。
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ビー玉でぐるぐる、どんな模様になるかな?
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ここでお昼休み。
豊作祈願も込めてきのこ汁と、春の菜花ごはん。
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おかわりを何杯も食べちゃいました。

いよいよ午後から植菌です。
ビニルハウスの無菌室で作業します。
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津田先生が大好きな大地君は、草木染はそっちのけでアシスタントを務めます。
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ここでも雑菌が入らないように最大限の注意を払います。
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シーラーで口を留めたら一安心です。
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二班に分けて、待っている間に草木染。
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いろんな布に、いろんな絞り。

取り出してみるとこんな色に染まりました。
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更に鉄媒染でこんなにきれいな色に!
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これはやめられない。
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「植菌よりも草木染の方が楽しいかも!?」

7月ごろにはこのホダギがカマンベールチーズのように白い菌に覆われるはずです。
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そして9月の終わりごろ、皆さんと一緒に収穫の喜びを味わいたいものですね。

<皆さんの感想です>
・食べる気満々、楽しみ。
・楽しい気持ちになった。
・染色も楽しかった。今年で3着目!
・昨年失敗したので今年は成功させたい。
・これから引っ越す先でもマイタケ栽培をやりたい。
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グリーンウッドワーク協会マイタケ部会つくりたいな。
津田先生、アカデミーの学生さんたちも、ありがとうございました。

(おの)


  1. 2019/03/10(日) 17:09:07|
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刃物のメンテナンス講座を開催しました(2/9)

ろうきん森の学校・森工塾(もっこうじゅく)
「刃物の研ぎとカバーづくり」講座を開催しました。

午前中は研ぎ講座
参加者の皆さんには、普段使っている砥石を持って来てもらいました。
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まずはダイヤモンド砥石を使って平面出し。
砥石が平らでないと刃も平らになりません。
「平面出しなんて初めて!」という方もいらっしゃいました。
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なかなか同じ角度で固定するのは難しいのですが、
繰り返し作業することで体が覚えていくものです。
研ぎの習得に近道はありません。
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銑のほかにも、彫刻刀やフックナイフ、包丁の研ぎなど
各自様々な刃物の研ぎに挑戦していただきましや。
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午後からは三班に分かれて刃物の鞘やケースづくりです。
レザークラフトは澤村さんが担当。
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革細工についてのレクチャーの後、銑のカバーをつくってもらいました。
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昨年の講座はここまででしたが、今年は更にラインナップが増えました。
ヤマサクラの皮を使ったナイフのシース(鞘)づくり。
講座の二日前に樹皮の採取。
本来は水を吸い上げている春から夏場がいいらしいのですが、
この時期でも案外気持ちよく剥がれてくれました。
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表面の汚れをナイフでこそげ落とします。
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シースをつくる前に刃が悪くなっちゃいそうですが、
そしたらまた研いでくださいね!

こんなにきれいになりました。
まるでフィルムみたい。
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これをナイフで細く切って材料づくり。
樹皮さえ採取できれば後の処理は非常に簡単です。
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樹皮編みの担当は竹細工職人の安藤さん。
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これもなかなか楽しいんです。
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そしてもう一つがフックナイフのケース。
こちらはバンバン木工機械を使います。
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どうですこの真剣な表情。
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「息子たちと作業できたのが楽しかった。
息子の新たな一面を見られた。」とお母さん。

蓋を留めるピンはナイフワークでこだわってもらいました。
まん中の作品は「どんぐり」をモチーフにしたそうです。
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秋のどんぐり珈琲の講座が楽しかったようです。

そして出来上がった一日の成果。
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「欲しかったものが全部そろった。」
「移住先でのものづくりの基礎ができた。」
「どんどんはまっていく自分が怖い。」
「これから自由に削ってみたい。」

みなさんのこれからはじまるものづくりライフが、
ワクワク楽しいものになることは間違いないと確信しました。
(おの)



  1. 2019/02/12(火) 14:36:37|
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