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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

古城山の柿で柿渋をつくりました(8月31日)

ろうきん森の学校が始まって今年で5年目。
ここ、古城山ふれあいの森はその2年ほど前から森の整備が始まりました。
この森に自生していたカキノキも何本か伐採され、
その切り株からひこばえで育った枝に、
7年目の今年初めて実が生りました。
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ろうきん森の学校森工塾「柿渋づくりと柿渋塗装実習」
まずは古城山で採れた10個の柿の実を使います。
ヘタをとって細かく切断。
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ヒタヒタの水を加えてミキサーで粉砕。
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ぎゅっと絞って
美味しそうな柿ジュースの出来上がり!?
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いえいえまだまだ。
残ったカスを再度ミキサーにかけて、
二番渋を絞って一番渋と混ぜます。
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これをじっくり熟成させます。

この後は、土岐市と美濃市内で採れた柿を使って、
ただひたすら絞り続けます。
今年もたくさんの柿渋の元ができあがりました。

実習では、柿渋染めに挑戦。
舞茸植菌の時にいつもやっている草木染よりも、
もっとお手軽。
下処理いらずで、絞りを入れた布をジャボンと柿渋に沈めるだけ。
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そのあとの水洗いのタイミングによって濃さが変わって、
これもなかなか面白い体験でした。
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今後は100%ろうきんの森産の柿渋が毎年採れるように
森の整備も行っていく予定です。
(おの)
  1. 2019/09/16(月) 07:32:17|
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夏の親子キャンプ後半(8月3~4日)

親子キャンプ後半
テントを張って、バーベキューの後は、
夜の虫探しです。
ライトを消してナイトウォークにも挑戦。
「夜の山道はドキドキした」

そして大本命
カブトの雄!雄!雄!
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「カブトを捕まえたのが楽しかった!」
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この光景は鮮明に記憶に焼き付けられることでしょう。
古城山のウッドチップで育てたカブトを、
毎年放虫し続けて今年で3年目。
里山の風景が戻ってきたなんじゃないかと自画自賛。

灯火採集ではいろいろな種類のコガネムシと出会うことができました。
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朝も6時から虫探し。
眠い目をこすってこすって、3回目の森に出かけました。
そして森の朝食会。
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2日間も一緒にいると当然子どもたちは打ち解けあいます。
「友達と仲良くなれた」

二日目は草原の虫探し。
大きなショウリョウバッタ捕ったよ。
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初日に見つけたのと同じ形のもっと大きな抜け殻。
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記憶の上書き。
これでもう忘れることはないですね。

この二日間で出会った虫たち。
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上の段、左から
ちょっと残念な「ウバタマムシ」
右がそれにそっくりさん
毎年ライトトラップにやってくる「ウバタマコメツキ」
左下がマニアックにちょっと嬉しい「クロカナブン」
カナブン<アオカナブン<クロカナブンの法則
右下がいつも同じ場所で必ず会える「クワカミキリ」
滅茶苦茶人相悪いですね。
カブトやクワガタのような花形ではなく、
あまり目立たないけどこの常連さんたちに出会えると、
なんだか安心します。

あー、暑い中を二日間歩いた歩いた。
ふりかえりシートに、
がんばったこと、楽しかったこと、
この夏にしたいことを書いて発表してもらいました。
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ここでお母さんの感想をご紹介します。
「虫を真剣に探した。
子どものころ、こんなに頑張って虫を探した経験がない。
山道を転びそうになりながら頑張って歩いた。
ゆっくり歩いて、いろんな木があることを知った。
子どもに付き合わされるのではなく、一緒に虫捕りを楽しみたい。」

最後の絵本は『なつのいちにち』
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福ちゃんから最後の言葉
「じっくり目で歩いて、子どもさんと気付きを分かち合って欲しい。
夏の思い出をいっぱい作ってください。」
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おわり(おの)


  1. 2019/09/07(土) 07:58:56|
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夏の親子キャンプ前半(8月3~4日)

ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
今年で5年目を迎えるろうきん森の学校ですが、
夏休みの虫探しは大人気講座で毎年バージョンアップしています。
最初の一年目は夏のガイドハイクということで昼間の虫を探していましたが、
暑い夏になかなかお目当てのカブトは見つかりません。
そんなわけで、前の日の夜からキャンプをして夜の虫探しを始めたのが2年前。
そして今年からは虫だけじゃなくて親子で楽しめる企画を増やそうということで、
前の日の朝から集まっていただきました。

まずは竹伐りから。
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そう、先週やったばかりの流しそうめんですが、
同じ樋を使うような野暮なことはしません。
「竹を割るのをがんばった」
そう、この手に残る感触が宝です。
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箸はお隣関市で開発中のmorinocoナイフを使ってナイフワーク
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しっかり研いで、握り方を学べば安全です。
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「のこぎりで竹を伐ったのが楽しかった」
「がんばって竹でコップをつくった、花瓶もつくった」
普段ノコギリを使うことのないという女の子は、
時間を掛けながらも、
じゅっくりと竹を伐る感触を楽しんでいるようでした。
そして嬉しそうにつくった花瓶に草花を活けていました。
もちろんお家に持って帰りましたよ。
さあ、食器も出来上がり。
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このブログの愛読者の皆さんならご存知の通り、
ろうきんの森では日常なのですが、
普段、自分の力で竹を割って流しそうめんなんて体験は
なかなかできないですよね。
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おなかを満たした後は、いよいよ虫探しです。
講師は共育工房ippoの福ちゃん。
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どこにどんな虫が隠れているかな?
パネルシアターがバージョンアップしていました。

そして今年もこの絵本から「絵本インタープリテーション」が始まります。
『ぞうきばやしのすもうたいかい』
カマキリとだんごむしの勝負の行方は?
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一人の男の子が何かを見つけました。
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福ちゃんの絵本&図鑑コレクションから探して調べてみましょう。
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子どもたちが探し当てましたよ。
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虫のトラップづくり
ここにもmorinocoナイフが登場です。
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小学生ならどうにか安全に使えそうです。

仕掛けができたら森の散策へGO!
樹液の臭いを頼りに、木の割れ目などを探します。
早速見つけました。
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カブトの雌。
幸先がいい。

カマキリのお食事風景にも出会うことができました。
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子どもたちのテンションが上がります。

大人たちも、
「樹液の臭いは今まで嗅いだことがあるけど通り過ぎていた。
虫の好きな子に教えてあげたい」というお母さん。
「子どものころ虫探しをやったことがない。
カブトのいるところには蜂や蝶がいることを知れて良かった」とお父さん。
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さあ、仕掛けをセットして夜に備えます。
(後半につづく)
  1. 2019/09/06(金) 08:17:40|
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里山整備を始めます(7/6)

ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
「里山整備実習~グリーンウッドワークの森づくり」
を開催しました。

講師は森林文化アカデミー教授の柳沢先生。
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里山とは、自然にある広葉樹や竹の林に手を加えて、
人が都合のいい形にかえてきたもの。
かつては暮らしに必要だから里山から資源をもらってくる、
その行為が結果的に里山の自然を維持することにつながっていたとも言えます。

ここ、古城山ふれあいの森もかつては里山として地域の方々に利用されてきました。
それでは、使われなくなったこの林に、どのように手を入れていきましょう?
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ただ気持ちのいい林とか、地球温暖化防止のためなどでは目的がはっきりとしません。
具体的な利用方法は?
30cm以上の太い材は家具や建材、直径10cmくらいなら炭やホダギ、
5cm以下なら粗朶(そだ)として護岸工事に使うことができます。
グリーンウッドワークだったら太い材は楔で割って、細い材もそのまま使えます。
グリーンウッドワークに使える材料は?
いろいろな樹種の生えている林もいいですね。
椅子に使える栗の木があるともっと嬉しいですね。

整備の方針を決めるための「森林調査」
森林自体の把握と資源量の把握を行います。
まずは林の中に5m四方の調査枠を張ります。
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斜面の傾斜は23度
斜面方向は南西向き、日当たり良好です。
林冠層の樹高は約7m
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高木層には12本、
コナラ、アベマキ、アラカシ、スギ
胸高直径は10cmのアラカシが最大でした。

低木層(亜高木層)には、
ネジキ、ソヨゴ、ヒサカキ、タカノツメ、イヌツゲ、シャシャンボ、
モチツツジ、コバノガマズミ、カナメモチ
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林床植生には、
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カキノキ(鳥の落とし物でしょうか)
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シイの木(近くに母樹はないので、どこからか運ばれたか転がってきたのか?)
この辺りは昔、シイの林だったと考えられます。
縄文時代の人たちにとっても、あく抜きのいらない椎の木は大切な食糧だったのでしょうね。
コシアブラ、タカノツメ(この子たちは常に大量の種子を撒き続ける戦略をとっています)
ここで注目するのは「コシダ」
ウラジロと同じく正月飾りに使われるシダの仲間。
コシダが生える土壌は乾燥していることを示しています。
針葉樹を植えるなら、スギよりもヒノキが向いているそうです。

さあ何本か木を伐ってみましょう。
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特に使ってみたい木の中から「カナメモチ」と「タカノツメ」
そして気になる実生の「スギ」も一本伐らせていただきました。

伐採した木は参加者の方々にお土産として持って帰っていただきました。
これくらいの太さならスプーンづくりに最適です。
グリーンウッドワーク的里山利用ですね。
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お昼ご飯は朴葉寿司。
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これも立派な里山の恵みです。
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午後からは調査結果の検証と考察です。
まずは伐採した木の年輪を読みます。
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明るい林縁部でぐいぐい育ったタカノツメは25年。
スギは27年。
10年目まで年輪幅が広いことから、
それ以降は周りの広葉樹に覆いかぶさられて光合成が阻害され
肥大成長のスピードが遅くなったと考えられます。
暗いところでも地道に生長するカナメモチは28年。
年輪がその木や林の歴史を物語っています。

これらの結果から、この林は約30年前に皆伐されたと考えられます。
すなわち、皆伐したあと30年間放置すれば、
直径10cm程度のホダギに適したコナラやアベマキが収穫できるのです。
そこに整備の手を入れて、都合のいいように誘導してやることも可能です。

残念ながら今回無作為に選んだ5mの枠の中には、
お目当てのクリの木は発見されませんでした。
そもそもクリはコシダの生える乾いた土壌を好みません。
しかしこの森の中にはもちろんクリの木は自生しています。
それを育てるもよし、使える材は伐採してひこばえを育てるもよし、
クリに適した深い土壌のエリアに、予め育てた苗を植えることもできます。

柳沢先生の名言「人間スケベ心がないとダメ」
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カナメモチは緻密で丈夫な材、タカノツメは柔らかくて加工が容易、
柿の実生を育てて、8年後には柿渋づくり!?
夢は広がります。
この調査で終わりではなく、ここからが始まりです。
グリーンウッドワークの森づくりが始まります!
(おの)



  1. 2019/07/11(木) 07:49:58|
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ろうきん総合事務センター@千葉へいってきました(6/15)

千葉県にある労働金庫総合事務センターに行ってきました。
今年で3回目となる職員とその家族向けの
「出張ろうきん森の学校」グリーンウッドワーク体験
例年は食堂外の芝生広場で開催するのですが、
生憎の雨のため食堂の机と椅子を移動して、
ほらこの通り。
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オフィスビルの一階が森になりました。
まずはガイドの福ちゃんから絵本の読み聞かせ。
『はっぱじゃないよぼくがいる』
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いろんな形の葉っぱの木
これは前日、岐阜のろうきんの森から伐ってきた
アラカシ、サカキ、タカノツメ、、、

午前中はお箸づくり
ナイフを器用に使いこなす子
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自分で考えて安全に使う工夫をする子
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箸置きは親子で協力して
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パカンと半分に割って
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ほら出来上がり
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自分専用のお箸や菜箸も
みんな夢中になって削りました。
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午後からは一輪挿し
グリグリと手回しドリルで穴をあけるのが大変だけど楽しい
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あとは削り馬で好きな形に削ります
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木を細く削って削り花もつくりました
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壁に掛けたら素敵でしょうね
試験管に水を入れれば切り花も活けられます
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森の木を簡単な手工具で加工して、
暮らしの道具をつくる体験を楽しんでいただきました。
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(おの)
  1. 2019/07/04(木) 14:52:28|
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