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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

秋の森の恵みを味わいました!

今年度後期日程最初の森工塾(もっこうじゅく)は、
春の山菜に引き続き、秋の森の恵みを五感で味わってもらいました。
秋の味覚と言えばやっぱりきのこ!ですね。

<<2017年10月1日(日) 森工塾「森の恵みを味わう~秋・きのこ編」>>

まずは今年3月に植菌して、7月に伏せこんだ原木マイタケの収穫から。
とは言いながらも、実は一週間ほど前に収穫のピークを迎えた今年のマイタケは、先週の東海ろうきん休日講習会で、ろうきん社員の皆様のおなかに。。。
しかし、大丈夫。
昨年伏せこんだ2年目のマイタケがちょうど収穫の時季を迎えていました。
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これも長く続けてきた成果ですね。

本当にいい香り
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こんなにたくさん採れました。
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採れたマイタケはきれいに土を取ってさあ料理です。
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スタッフが料理をしている間にきのこのお勉強
本日の講師は森林文化アカデミー准教授の津田先生です。
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きのこを味わうにはまず、毒きのこについて学ばなければなりません。
最近は温暖化やナラ枯れの影響などによって、今までになかったり少なかったりした毒きのこが分布を広げているそうです。
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さあ、お昼ご飯は
マイタケの炊き込みご飯に、
マイタケのお吸い物、
そして極めつけは、揚げたてカリッカリのマイタケの天ぷら。
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いつものように「泡の出る飲み物が欲しい」という声が(笑)

お昼の休憩時間に、DVD鑑賞。
青いネコ型ロボットが森のきのこを解説。
子どもたちが身を乗り出してかぶりつく姿がなんとも微笑ましいですね。
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いよいよ午後からは、森のきのこ観察。
早速有毒の「ニガクリタケ」発見
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少しかじってみました。。。やっぱり苦い
(マネしてはいけません)

と、振り返るとコナラの切り株になんだかさ先ほど見た形。
クンクンと匂いをかいでみると、やはり同じ香り。
マイタケです。
それも天然マイタケ!?
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もしかすると、昨年から栽培しているマイタケの胞子が飛んで来たのかもしれないとのことですが、何ともうれしい発見でした。
今年は少し古くなって食べられませんが、来年は天然マイタケを賞味したいものです!

今年は昨年に比べてきのこの発生が少なそうです。
夏場の天候が影響しているそうです。
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あった「カバイロツルタケ」
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ここにも「カバイロツルタケ」
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またまた「カバイロ・・・」(笑)

それでも皆さん歩いているうちにきのこの目になってきました。
ムラサキや白の普段見かけないようなきのこがたくさん見つかりました。
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この1時間ちょっとの間に約20種類ものきのこを採取できました。
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<参加者の皆さんの感想です>
・山を持っているがそこに生えるきのこには今まで関心がなかった。今度見に行ってみたい。
・小人の世界のようにきのこがいっぱいあった。
・森のようちえんで子どもたちが「このきのこ何?」と聞いてくるが、答えられなかった。きのこの名前が知れて良かった。
・本物っていい。きのこがあまり好きでない子どもが食べてくれた。
・マイタケ菌打ちの講座に出て現在自宅で栽培している。原木からどうやって出るのかがわかって良かった。
・お店のと違って、コリコリ肉厚で味が良かった。

今年度も2月17日にマイタケの菌打ち講座を行います。
皆さんも「きのこの森づくり」にぜひご参加ください。
(小野)
  1. 2017/10/04(水) 09:43:28|
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ろうきん森の工房~日干し煉瓦づくり

ろうきん森の工房に付随する「森のキッチン」づくり
三日間にわたって、日干し煉瓦でかまどをつくります。

<<2017年9月30日(土) ろうきん森の工房ワークショップ『日干し煉瓦づくりワークショップ』>>

講師にパーマカルチャーデザイナーの庄司正昭さんをお招きしました。
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まずは、かまどの基礎となる部分の地盤整備から。
実はこの部分だけ周りと比べて地盤が低くなっていました。
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ここの排水をよくするために、プチ「大地の再生講座」が始まりました。
「空気が抜けないと水も抜けない」ということで、
空気の通り道をつくります。

先日の流しそうめんに使った竹を細く割ります。
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いつも煮炊きに使っている薪の燃え残りの炭を撒きます。
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水の通り道ができました。
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1立米を超えるリサイクル砕石をスタッフ総出で運びます。
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砕石の中にあえて有機物を混ぜて埋め戻します。
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空気の通り道をつくることが目的だそうです。
かつて建築関係の仕事に携わっていた者としては全く考えられない手法ですが、パーマカルチャーを実践する人たちが長い間掛けて考案した知恵なんですね。
発想の転換です。
ろうきんの森で不要になった廃材が有効利用できる。
まさしく、「持ち込まない、持ち出さない」パーマカルチャーの神髄です。

タコを使ってしっかり転圧します。
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ピョンピョン跳ね上がりながら、楽しく転圧。
都会でジムに通わなくても楽しみながら体力づくりができますね。
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本日のメインの作業は日干し煉瓦づくりです。
使う材料は古民家の解体現場から出た廃材の壁土。
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粉々に潰した後、
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フルイに掛けて硬い石などを取り除きます。
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取り除いた石などは、低い地盤の埋め戻しに使いました。

フルイを掛けた土に石灰を10%
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麻ひもを細かく裂いた繊維を混ぜます
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シートを手繰り寄せながら天地返し
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土が混ざったところで水を掛けながら足でこねます。
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最初は遠慮しながら長靴をはいていた人も、だんだんと素足になってこねます。
これが気持ちいい。
「足の裏が癒されるこの感触、都会の疲れたOLさんにいいのでは?」との声も。
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力仕事は声を出しながらやると楽しいものです。
美濃まつりの「おいさー!」という掛け声を上げながら踏みました。
こうなると、すっかり祭りです。
「かつての村の作業ってこんな感じだったんでしょうね」

労働の後のお昼ご飯は格別のものがあります。
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新しいかまどが出来上がるとこの風景も変わるんでしょうね。
楽しみです。

こねあがった土を型枠に入れては抜いていきます。
この作業の繰り返し。
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170個の四角い塊があっという間に出来上がりました!
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このあと二週間ほど乾かしたら日干し煉瓦の出来上がりです。

<参加者の皆さんの感想です>
・日干し煉瓦って簡単にできる。
・土壁の再生の仕方がわかった。
・泥で煉瓦ができることが学べてよかった。小さなヒントがいっぱい詰まっていた。
・土壁が使える。ビジネスにつながるかも?
・家の工房を土を使ってつくりたい。
・水はけをよくするというのを考えたことがなかった。新しい視点を持てた。

・土に触れたのは子どもの時以来。
・裸足になってよかった!
・大人が無心で泥遊び。
・みんなが楽しそうに作業していた。子どもに戻っていた。
・違う場所から集まった人たちが、同じ思いで一つの作業に向かう姿がよかった。
・一人でやると大変な作業も、みんなが集まると重機に勝る力となる。

・木漏れ日と、そよ風と、時折聞こえる電車の音が心地よかった。
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参加者の皆さんありがとうございました。

次回は、10月21日、22日の二日間、パーマカルチャーデザイナーの四井真治さんを招いてかまど本体をつくるワークショップを行います。
(誠に申し訳ありませんがすでに満席となっています。)
10月21日(土)16時半からは、美濃市内の古民家で四井さんの講演会を行います。
こちらはまだ定員に空きがございます。
皆さんもパーマカルチャーを生活に取り入れてみませんか?
(小野)

  1. 2017/10/03(火) 15:02:51|
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東海ろうきん休日講習会が開催されました

東海三県を営業エリアにおく東海労働金庫(東海ろうきん)の社員とそのご家族30名がろうきんの森に来られました。

<< 9月24日(日) 東海ろうきん休日講習会「デイキャンプ」 >>

まずは新しくできた森の工房で森のお話
昨年も来てくださった参加者の方から、
「新しく建物や階段ができていて、日々進化していますね」
との嬉しいコメントをいただきました。
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この日は厄介者の竹を使いつくします。
肉厚のモウソウチクは硬くて伐るのに時間がかかりましたが、子どもたち三人がかりで伐り倒すことができました。
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みんなで力を合わせて半分に割ります。
「ぱっこん」といい音が鳴ると、歓声が上がりました。
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金づちと鑿で節をきれいに取り除きました。
枝葉もみんなで協力してきれいに片づけました。
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さあ、流しそうめんの始まりです。
何十年ぶりという人は遠い昔を懐かしみ、初体験の人は童心に帰って大いに盛り上がりました。
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そうめんのお供は、前日に収穫した原木栽培のマイタケご飯。
森の秋を感じてもらいました。
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午後からは細い竹を使って水鉄砲づくり。
どうやったら水が漏れないか、どうやったら遠くに飛ぶのか、試行錯誤の作業は大人の方が楽しんでいたようです。
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子どもたちには的(マト)もつくってもらいましたよ。
なかなかの力作です!
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最後は山の展望台まで森林散策。
普段はプログラムの最初に山登りを持ってくるのですが、この日は竹を伐って、遊んで、食べた後の体力を使いきったところでのプチ登山。
子どもたちは元気に駆け上がりましたが、私たち大人はヒイヒイ言いながら、やっとの思いで行って帰ってきました。
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一日森を楽しんでいただいた日曜日。
東海ろうきんの皆さん、またいつでも遊びに帰ってきて来てください。
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(小野)
  1. 2017/10/01(日) 10:39:44|
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「銑の革カバーづくりと研ぎ講座」開催しました!

今回の森工塾では、銑を持っている方・これから購入する方対象という
グリーンウッドワーカーさん向けのマニアックな講座に挑戦しました!

<<2017年9月23日(土) 森工塾「銑の革カバーづくりと研ぎ講座」>>

まずは革カバーづくり。
講師の澤村さん(グリーンウッドワーク協会)から、革のこと、道具のことを指導してもらいます。
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手仕事ってなんでこんなに楽しいんでしょう。
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グリーンウッドワークとはまた違う楽しさがありますね。

完成したカバーには、焼ペンや刻印で自分のマークを入れてもらいました!
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オリジナルのカバーの完成です!
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一方、研ぎ講座。
まずは講師の小野さん(グリーンウッドワーク協会)の実演ののち
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ひたすら研ぐ。
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研ぎ続ける。
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こちらは修行のような時間でした。
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研いだ銑を、自作の革カバーに入れて完成!
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こうすると、大事な道具がさらにいとおしくなってきますね。

講座のあいまには、
ろうきんの森で最盛期を迎えているマイタケの収穫をしました!
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いいのが出てますよー!
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そして、今回の講座も東京、横浜、岐阜県関市、大阪、兵庫、香川と
様々な地域からご参加いただき、全国のグリーンウッドワーカーが集まった講座となりました。
お土産もいつもありがとうございます!
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これからも、グリーンウッドワーカーさん向けの講座をもっと企画していきたいですね。
すてきな企画アイデアがありましたら是非お寄せくださいねー!

(かしわ)
  1. 2017/09/30(土) 10:00:25|
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ろうきん森の工房~床板・壁張りワークショップ

5月から始まったろうきん森の工房ワークショップ。
今回は、工房横に建設中の倉庫の作業です。
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まだまだ骨組みだけの倉庫。ここに床と壁を張ります。

<<2017年9月9日(土) ろうきん森の工房ワークショップ『床板・壁張りワークショップ』>>

初参加のご家族は、まずは電動工具の使い方についてレクチャー。
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ベテランさんは、作業開始!
大引きの接合部を加工します。
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同時進行で、大引きの作成と
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束の作成
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束石も設置していきます
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床張りは、工房のデッキを張った時と同じ作業なので、みんな早い早い。

束を設置しながら、壁を張るための間柱も加工していきます。
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大人が小屋を作っている最中、子どもさんも小屋が完成?
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端材がたくさん出たので、自分でやすりをかけて持って帰ってくれました(^^)

昼食で元気をつけて
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午後からは、床板を張っていきます!
小さいお子さんも率先してネジや道具を渡す係りをしてくれて、一緒に汗を流しました。
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柿渋を塗った材が足りなくなったので、同時並行で塗装も。
ありがとうございます!
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大引には、今日の思い出に絵やメッセージを入れてもらいました。
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1スパン床板が終ったら、今度は壁張りへ!
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北側、南側を「下見板」という方法で張っていきます。
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9月2日の「柿渋講座」で塗装した木材。よく陽があたっていた壁材は、一週間でこんなにいい色合いに!

今回の作業はここまで!
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床板は全部貼れましたが、壁はまだもう一面。
今後の工房づくりWSの合間に、少しずつ作業を進めていきますよ。

それにしても今日はよく頑張った!みなさんの雄姿を収めました!
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もうワンショット
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小野理事長の頭がフランケンシュタインになりそうです。

<参加者の感想>
・小屋の構造を初めて知った。貴重な体験になった
・小屋ができていく様子が見られて良かった
・こんなに早くできると思わなかった。たくさんの人と楽しく作業ができた
・形ができあがっている様子を見てわくわくした
・子どもも飽きずに楽しめた
・電動工具が楽しかった

完成はもう間近!
終わりが見えてきて、うれしさと同時にちょっと寂しい気持ちにもなっているスタッフですが、
次回も張り切って作業しますよ!

次回の「日干し煉瓦づくりワークショップ」はすでに定員を上回る応募をいただいております。
以降のお申込みの方は、キャンセル待ちとして受付いたします。
>>詳細はこちら

(かしわ)
  1. 2017/09/14(木) 17:21:08|
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