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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

長良川おんぱく「森の木からつくる子ども椅子」~ブナの森編~

今年もこの時期がやってきました、「長良川おんぱく」!
グリーンウッドワーク協会からは、「スツールづくり」でエントリーしましたよ。
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<<2017年10月14日(土) 長良川おんぱく「森の木からつくる子ども椅子」~ブナの森編~>>

今年も郡上市白鳥町六ノ里のブナの森で開催。。。の予定だったのですが、当日は雨予報(・.・;)
会場を六ノ里の樹を製材している「白鳥林工」さんに変更しての開催となりました!

せっかくなので、製材した六ノ里の材を見ていただきます。
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製材された樹を伐り出した山がこちら。
(※当日は行けなかったので、前日にスタッフで現場を見に行った時の写真です)
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今回のスツールは、この山で伐った際に出た「板にできない細い樹」を使用させていただきました。
この山を整備されている、ACフォレストの澤田さんに樹を用意してもらいましたよー!
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前日、山から伐り出されたばかりの樹が目の前に!
さっそく割っていきましょう。
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今回用意したのは「チョウセンミネバリ」と「シナノキ」です。(写真右上はチョウセンミネバリ)

「森の形を、椅子の形に」ということで、割ったそのままの形を活かして作っていきますよ!
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六ノ里の森で活動している「ものづくりで森づくりネットワーク」の山口さんもサポートしてくださいました!
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子どもさんも、飽きずに最後まで頑張って作ってくれました!
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椅子を組み立てて
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好きな色のテープで座面を編んだら
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完成です!
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講座が終ったら、もちろん作った椅子に座ってコーヒータイム♪
しあわせ~
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<参加者さんの感想>
・自然の形を活かして作る椅子はとても楽しかった。
・普段は仕事で電動工具を使っているが、いつもは味わえない感覚を体験できた。
・小2の子どもが脚を一本仕上げられて驚いた!
・次回あったら、違う色の椅子をもう一脚作りたい。
・自分でも木が削れたのが楽しかった。
・ずっと参加してみたかったので、体験できてうれしい。
・伐採しても使われない樹に使い道が与えられるという事がとても嬉しい!

製材された木の香りに包まれながらの講座もとてもすてきでした。
会場を貸していただいた白鳥林工さん、参加していただいたみなさんありがとうございました!
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(かしわ)
  1. 2017/10/22(日) 09:00:00|
  2. ┗ 椅子づくり
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ガマの葉っぱで座面を編む2017

昨年の秋、
福島県古殿町でグリーンウッドワークの工房「クラフトハウス」を主宰する
井丸さんの「ガマの葉っぱを使って座面を編む講座」に参加しました。
>>>井丸さんの講座

ゴッホの椅子にはこれしかないとガマの座面に惚れ込み、
それ以来ずっとガマの葉を探し続けてきました。
休耕田にガマを見つけても土地の所有者が特定できなかったり、
持ち主がわかっても、採取の許可がもらえなかったり、
公園にあるのがわかって採取しようと思ったら、すでに刈られていたり、、、

それならば育てたらいいんじゃないかと思い、
ガマの穂を水につけてみたら、発芽したではありませんか!
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とはいっても植える場所も見当たらず、、、

そんなこんなで日々の仕事に忙殺されていたある日、
友達のフェイスブックにガマの葉を発見!
居ても立ってもいられず、天城峠を超えてはるばる来たよ伊豆へ!
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この田んぼは以前、蒲畑だったとか。
代掻きをして蒲の根を粉砕し、田植えをしたそうですが、
ある日、蒲の葉が出たと思ったら、あれよあれよという間に稲を覆いつくしてしまいました。
そう、蒲は宿根草(多年草)、根が粉砕されたことによって蒲が一気に増えてしまったようです。
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農家に方々にとっては厄介者のこの「ガマ」が我々グリーンウッドワーカーにとっては宝の山。
草刈というマイナスイメージの作業が、収穫という名のプラスの作業へと変わったのでした。
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ビフォー
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アフター
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ちゃんと田んぼだったんですね!

1時間ほどでハイエースいっぱいに収穫できました。
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ガマを提供してくれたアカデミーの同級生「のむさん」
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ありがとう!

持って帰ったガマは、さっそく株から一枚ずつ葉を剥がし、ぬめぬめを洗って干します。
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実はこの作業が一番大変かもしれません。
このガマの葉が座面になる日が待ち遠しいものです。

皆様、私たちは今後もガマの葉の採取できる場所を探しています。
(できれば近くがうれしいです)
もしくは、ガマを植えてもいいよという休耕田をお持ちの方。
募集中です。
(小野)
  1. 2017/10/21(土) 09:00:38|
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さじフェス2017に行ってきました!

今、世界的にスプーンづくりがブームなのだそうです。
各地で「スプーンフェス」や「グリーンウッドワークフェス」が開催されており、
趣味の木工としてのグリーンウッドワークは、講師が足りないほど世界中で親しまれているのだとか。
スウェーデンでは「テリフェス(テリ=削る)」として、スプーン、彫刻、器など、3日間かけていろんなものを削ります。
聞いているだけで、ワクワクしてきますね!

そんなスプーンの祭典が、日本国内で初めて美濃市の森林文化アカデミーで開催されました!
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<<2017年10月7日(土)~9日(月・祝) さじフェス2017>>

グリーンウッドワーク協会も、3日間を通してブースをひとつ持たせて頂き、
グリーンウッドワークに使う道具を紹介させていただきました!
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■10/7
一日目は、講師のヨゲ・スンクヴィストさんによる講義とスプーンづくりの実演です。
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アカデミー准教授、久津輪先生の同時通訳!
ヨゲさんは「自分はアーティストではない。スロイドをしている」のだそう。
スロイドとは、単純な木工道具だけでものを作ること。農民が普段使いの道具を自分で作る事で、産業革命前までは誰もが当たり前のように行っていたんだそうです。
そんなスロイド、木工芸の価値を広めるために世界中で講師をしています。

午後からの実演は、森林文化アカデミーの演習林で樹を伐るところから!
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大胆に斧でチョッピング!
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ナイフワークも豪快!10のナイフワークを紹介していただきました。
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さじ面は、フックナイフ。
フックナイフも、10のナイフワークのうちの半分も、自分に向かってナイフを削ります。
最初はドキドキなんですが、慣れてくると微妙なコントロールができてきれいに削れるようです。
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■10/8
2日目は、岐阜県近隣の3人の若手「さじ職人」さんのスプーンの実演!
日本のプロのスプーン作家さんの工程が間近で見れるとだけあって、皆さん前のめり!

金城貴史さん(中津川)
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金城さんは、スプーンをナイフだけで仕上げているのが特徴!やすりだと、表面の塗装が剥げてくるとケバケバしてくるので、
ナイフ仕上げの方がオイル塗装をした時の経年劣化が少ないのだそうです。
いかにきれいに仕上げるか、試行錯誤を繰り返しながら作っているという金城さんのスプーンは、繊細でとてもきれいでした!


大久保公太郎さん(長野県松本市)
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大久保さんは、南京鉋など鉋仕上げのスプーンやヘラを作られます。ヘラだけで年間1,000本作るのだとか!
その道具の中には、改良型の削り馬も。
加工の際には、材を水に漬けておいて湿った状態で削る。。。
わ!グリーンウッドワークじゃないですかー(+o+)!
様々な書籍でも作品が紹介されている大久保さんが、グリーンウッドワークの手法を使われているとは。。。
生木でもツヤツヤに仕上げるには、刃物の研ぎが肝心だそうです。


奥井京介さん(高山市)
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奥井さんは、日本の三大杓子のひとつ、高山の「有道杓子」を作っています。
冬~春の間の乾燥が少ない時期に、生木の朴の木を削って、と、昔からの伝統的な技法を継承されています。
有道杓子の仕上げは、出刃包丁!(関の孫六らしいです)
ナタで豪快に落としていき、出刃包丁で繊細に仕上げる有道杓子づくりは目から鱗です!

杓子の端材を利用した雪入道も紹介。
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■10/9
最終日は、40名でスプーンづくりです!
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ヨゲさんから、工程を説明していただきながらひたすら割って、削ります。
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ジェスチャーも交えながら!
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本来のスプーンフェスや講座では、3日間かけて1本のスプーンを作るのだとか。
それを1日で行ったので、かなり急ぎ足でしたが、10のナイフワークや、道具の使い方など
新しい発見がたくさんあってお腹いっぱいの1日でした!!!

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■LINK
・さじフェス2017
・ヨゲ・スンクヴィストさん
・金城貴史さん
・大久保公太郎さん
・奥井京介さん


■グリーンウッドワーク協会でも、「森工塾2017(後期)」で2種類のスプーン関連の講座を開催します。
「さじ熱」の冷めやらぬうちに、ぜひみんなでスプーンを削りましょうっ!!
>>2017年 12/2(土)~3(日) 五感で味わうスプーンづくり合宿 【募集中】
>>2018年 3/10(土) 日本伝統のグリーンウッドワーク 有道杓子づくり 【1/10募集開始】
  1. 2017/10/20(金) 11:35:15|
  2. ┗ スプーンづくり
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郡上高校森林科学科「ゴッホの椅子づくり」その3

今年は郡上高校森林科学科の生徒さんの課題研究として、ゴッホの椅子づくりを行っています。

>>第1回の様子
>>第2回の様子

今回は、いよいよ最後の工程!座編みに入ります。
まずは、ツノ(脚の上部の長めに残しておいた部分)をノコギリで切って落とし
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面を取ります。
銑の使い方も、もうお手の物です!
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午後から、座編みスタート!
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コツを掴めば、最後までスイスイ。
みんな、なかなかカイショウがありますね。(郡上弁で器用という意味らしいです)
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2脚の「ゴッホの椅子」が完成しました!!
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<参加者さんからの感想>
・達成感が得られた。他の木でも作ってみたい。
・最初は棒ばっかり作っていて、椅子になるのかと思ったが、形が見えてくると楽しくなってきた。
・椅子の形ができてうれしい。
・いつもは伐っても捨てたり、薪にしてしまう雑木が機械を使わずに椅子にできてしまう。
・ヌルデでも立派な椅子ができるということが新鮮。

樹を伐るところからの「ゴッホの椅子づくり」の全行程、
まさにグリーンウッドワークの真髄を高校生の子たちに体験していただけたのは、
グリーンウッドワーク協会としても大きな財産になりました!ありがとうございました。

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生徒さん達が作った椅子は校舎内の廊下に設置されるそうです。
郡高祭などで郡上高校を訪れた際には、ぜひ探してみてくださいね。

(かしわ)
  1. 2017/10/19(木) 14:53:58|
  2. ┗ 椅子づくり
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【イベントのご案内】古城山イベント2017「伐採体験」

古城山環境保全モデル林連絡協議会が主催する古城山イベント。
今年の第一弾は、昨年好評だった「伐採体験」
手ノコを使って立っている木を伐る体験会です。
親子でぜひご参加ください。
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親子で伐採体験と森のご飯会

日時:10月22日(日)午前10時~午後2時
場所:美濃市吉川町 古城山環境保全モデル林(ふれあいの森)内
    (武義高校東側の山)
内容:古城山の木を親子で協力しながら伐ってもらいます。
  お昼は薪で炊いたご飯とお味噌汁を味わっていただきます。
定員:20人(先着順) 少雨決行
      (大人の方だけでもご参加いただけます。)
参加料:大人500円、子ども200円(保険料等)
   持ち物:軍手、タオル、飲み物等
申込み:美濃市産業課までFAX(0575-31-0052)、
   又はEメール(sangyou_280@city.mino.lg.jp)の
   いずれかで10月17日(火)までにお申込みください。

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  1. 2017/10/13(金) 21:51:40|
  2. ┗ その他イベント等
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