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人力の道具で生木を削って小物や家具をつくる、グリーンウッドワークの講座を行っています。
これからの講座の予定は、下のメニューの「年間スケジュール」をご覧ください。

四の五の言わずに匙修行・休日編 開催しました(10月19日)

雨の滴るろうきんの森の休日
長良川おんぱくプログラム
~斧からはじまるスプーンづくり~
四の五の言わずに匙修行(第一回目)
が開催されました。

匙修行という如何にも大変そうな講座名にもかかわらず、
10人定員一杯、それもその内8名が女性という、
なんともチャレンジャーな人たちが集まりました。
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グリーンウッドワークの経験者は数名程度、
いくら修行とはいえ、いきなり難しい材では大変なので、
ここは削りやすいコシアブラを使ってもらいます。
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見本のスプーンや持参のお気に入りのスプーンを参考に、
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ひたすら削ってもらいます。
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お昼ご飯はろうきんの森で栽培した原木舞茸の炊き込みご飯。
香りも食感も良く、皆さんにご好評いただきました。
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最初は修行についていけるかどうか不安だった人も、
道具の使い方を教わって、楽しくできたという感想もいただきました。
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あっという間の1日。
ストレス解消になった。
これからも近所の公園でスプーンを作りたいなんて人も。
雨粒がテントにはじける音が心地よかったそうです。
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最後は完成したスプーンでスープの試食。
大きめのサービングスプーンがちょうどよい大きさのお玉になりました。
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匙修行を通して、みなさんにものづくりの楽しみを味わっていただくことができた、
そんな雨の土曜日でした。
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(おの)

  1. 2019/11/12(火) 00:01:34|
  2. ┗ スプーンづくり
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グリーンウッドワーカー養成講座2回目「シュリンクポット他」が開催されました(9月22日・23日)

サンデンフォレストの
Green Woodworker養成講座2019
前回の
【斧とナイフワーク、刃物研ぎ】
に引き続き、
【シュリンクポットづくり、塗装、チップカービング】
今回も、つくるだけじゃない、続けて取り組むための技術を学んでもらいました。

初日はシュリンクポットづくり。
サンデンフォレストの敷地内からカツラの木を伐採。
ほんのりいい香りがします。

まずは穴あけ。
直径20mm~30mm程度のドリルビットを使用しました。
手回しドリルで木口方向から大きな穴をあける作業は一苦労です。
貫通した時には大きな歓声が上がりました。
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穴が空いたらモーラのカービング106を使って
ひたすら穴を広げて広げて、
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あっという間に3時過ぎ。

この日のうちに底をつけ終わらないといけません。
急いで溝を切り欠いて、
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外が暗くなった6時過ぎにようや底板を取り付けることができました。
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カツラは少し硬かったようです。

さあ、グリーンウッドワーカ養成講座の本番はこれから。
プシュッと乾杯のあとは、豚のバーベキューをつまみに語らいの時間。
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いつもの仲間も、はじめましての参加者も話題は尽きず、
楽しい夜が更けていきました。

この講座のいいところは、二日間じっくりと取り組めるところです。
一日だけの乾燥では底板は完全には締め付けられませんが、
昨日の晩に比べると、ほんの僅かながら胴体の筒が縮んで
少し底板が外れにくくなったことがわかります。

2日目はまず蓋づくりから。
削り馬の胴体を使ってバイス替わり。
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のこぎりが使いやすい位置で固定できました。
受講生のアイデアです。

取っ手をつける余裕もありました。
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午後からは塗装と装飾
ミルクペイントや柿渋を使って、
前回つくったお箸やスプーンなどを思い思いに塗装。
楽しすぎて笑みがこぼれます。
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自分の道具の目印に
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V溝を掘って彫刻
チップカービングもなかなか楽しいものです。
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いろいろな技法を紹介させていただきました。
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そして完成したシュリンクポットたち。
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個性的な作品が並びました。
やはり2日間掛けてじっくり取り組み、
色付けや装飾などに凝りだすと楽しくなりますね。

<グリーンウッドワーカーたちの感想です>
・疲れたけど楽しかった。
・(新し道具を買った人が)男の子は道具を集めたがる!
・森に工房をつくりたい。
・いろいろなテーマに取り組んで、いろいろ実践しながら幅を広げていきたい。
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次回は12月からスツールづくりが始まります。
(おの)
  1. 2019/10/18(金) 21:06:12|
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森を元気にするグリーンウッドワーク@ニッセの森(9月21日)

千葉県千葉市にあるニッセの森
9月9日千葉市に上陸した台風15号はニッセの森にも大きな被害をもたらしました。
そして翌日、イベントを主催する子育て支援ステーションニッセのりょうりんからメッセージが、
「森が・・・21日、現地でグリーンウッドワークがやれるのかどうか?」
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幸いろくろを置くスペースは確保できそうだとのことなので、
「風倒木も有効利用。台風被害をチャンス、天の恵みと考えて、どんどん使っちゃいましょう!」
とお返事させていただきました。

私たちが入るちょうど前日には東京チェンソーズのみなさんが倒れた木を奇麗に処理して下さっていました。
そしてずらりと並んだ足踏みろくろと削り馬。
さあ、子どもたちを迎える準備は万端。
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森の奥では木こりの深江さんが特殊伐採でかかり木の処理。
子どもたちの安全のために作業を買って出てくれました。
カッコイイ!
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午前中は色えんぴつづくり。
もちろん倒れた森の木を使います。
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親子でゆったり森の時間を過ごしてもらいました。
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この台風で話題になった山武杉の溝腐れ病。
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だからといって、倒れている木は山武杉だけじゃないんです。
実際の被害状況を生で見た感想としては、樹種の問題だけではなく、
適切に管理されていない林の問題なのではないかと感じています。
そんな山武杉を使って色えんぴつ。
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午後からは大人の時間。
足踏みろくろを使って一輪挿しづくり。
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いつも子どもたちの歓声が広がるにぎやかなニッセの森とは打って変わって、
ギコギコシュッシュとろくろの音とセミの鳴き声だけが響く静寂の時間が過ぎていきました。
そして出来上がった一輪挿し。
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たくさんの人たちの思いが集まって、ニッセの森がまた更に元気になりました。
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翌日はなんと100名を超える人が集まってニッセの森フェスティバルが開催されたそうです。
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伐って使って人が集まって、新しい里山活用法のモデルケースのような取り組みですね。
(おの)

  1. 2019/10/02(水) 20:20:24|
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足踏みろくろの運転方法とは!?(9月1日)

ろうきん森の学校 森工塾(もっこうじゅく)
足踏みろくろで器づくり
秋の陣です。

今回も全国各地から、
レンタカーやタクシーを駆使して、
みの木工工房FUKUBEにお集まりいただきました。
ありがたいことです。

まずはお決まりのきのこポーズ!
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講師の大村さんは、器挽きをドライブに例えます。
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まずは刃物を当てる角度を決めて、
器のカーブに沿って刃先を走らせる(ドライブする)、
このハンドル捌きが重要なんですね。

私も学校の木工旋盤の授業で、
刃物の移動を「シフトチェンジ」に例えて
教えてもらったことを思い出しました。

みなさん素敵なドライブができたようです。
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参加者のみなさんの感想です。
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「週末の普段の活動を休んでまで来たかいがあった。」
「刃物がいい角度になるとシューと削れるのが気持ちよかったけど、
すぐに解らなくなる。」
「何回か修行して自分一人でできるようになりたい」
「地域での活動につなげていきたい」
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器の道は山あり谷あり。
なかなか単純なドライブではないようですが、これも練習あるのみ。
またのお越しをお待ちしております。
(おの)
  1. 2019/09/17(火) 08:05:50|
  2. ┗ 器づくり
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古城山の柿で柿渋をつくりました(8月31日)

ろうきん森の学校が始まって今年で5年目。
ここ、古城山ふれあいの森はその2年ほど前から森の整備が始まりました。
この森に自生していたカキノキも何本か伐採され、
その切り株からひこばえで育った枝に、
7年目の今年初めて実が生りました。
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ろうきん森の学校森工塾「柿渋づくりと柿渋塗装実習」
まずは古城山で採れた10個の柿の実を使います。
ヘタをとって細かく切断。
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ヒタヒタの水を加えてミキサーで粉砕。
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ぎゅっと絞って
美味しそうな柿ジュースの出来上がり!?
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いえいえまだまだ。
残ったカスを再度ミキサーにかけて、
二番渋を絞って一番渋と混ぜます。
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これをじっくり熟成させます。

この後は、土岐市と美濃市内で採れた柿を使って、
ただひたすら絞り続けます。
今年もたくさんの柿渋の元ができあがりました。

実習では、柿渋染めに挑戦。
舞茸植菌の時にいつもやっている草木染よりも、
もっとお手軽。
下処理いらずで、絞りを入れた布をジャボンと柿渋に沈めるだけ。
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そのあとの水洗いのタイミングによって濃さが変わって、
これもなかなか面白い体験でした。
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今後は100%ろうきんの森産の柿渋が毎年採れるように
森の整備も行っていく予定です。
(おの)
  1. 2019/09/16(月) 07:32:17|
  2. ┗ ろうきん森の学校
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